マキタスポーツが偲ぶ大杉漣さん 気さくな素顔と芝居での凄み

2018年02月24日 16時30分

大杉さんとの思い出を語るマキタスポーツ

 急性心不全のため21日に急逝した俳優・大杉漣さん(享年66)が出演していた連続ドラマ「バイプレイヤーズ~もしも名脇役がテレ東朝ドラで無人島生活したら~」(水曜午後9時54分)を放送するテレビ東京は23日、第4話(28日)と最終回の第5話(3月7日)を予定通り放送すると発表した。

 さらに同局は、大杉さんが本社制定の「第8回東京スポーツ映画大賞」助演男優賞を受賞した、北野武監督の映画「HANA―BI」を25日午後2時から放送することも決めた。くしくもこの日は、大杉さんが19年ぶりに助演男優賞を受賞した第27回東スポ映画大賞授賞式が都内のホテルで行われる。

 そんな大杉さんについて、お笑い芸人で俳優としても活躍するマキタスポーツ(48)は「一度だけ共演しましたが、巷間言われているようにとても優しい方でしたね」としのんだ。

「撮影の合間に僕に『音楽やられてますよね。普段どんなところでやってるんですか?』とか『マキタさんの本読みました、とても面白かったです』とか話しかけてくれて、こちらも調子に乗っていっぱいしゃべっちゃいました」

 普段は気さくな大杉さんだが、いざ芝居となると全く変わるという。

「怒るシーンでは周りがほんとにビビるぐらいのアプローチをしていたのが印象的でした」

 大杉さんは遅咲きの俳優としても知られ、北野監督の「ソナチネ」に出演し、注目された時はすでに40歳を過ぎていた。マキタも遅咲きのうえ、オフィス北野に所属し、北野監督と縁が深いなど共通点も多い。

「僕にとっては、言ってみれば“40歳を過ぎてから世の中に出てきた先輩”。その道の先輩としてとても見習う点が多かったように思います。ブレーク後も目一杯生きて、みんなに愛されたカッコイイおやじだったと思います」と振り返った。