キムタク&山口智子 ロンバケ以来22年ぶり共演に漂う“今さら感”

2018年02月24日 16時30分

キムタクの元妻役として出演した山口智子

 山口智子(53)が木村拓哉(45)主演ドラマ「BG〜身辺警護人〜」(テレビ朝日系)の第6話(22日放送)に、木村演じるボディーガードの元妻役として出演した。2人の共演は1996年の大ヒットドラマ「ロングバケーション」(フジテレビ系)以来22年ぶりで、山口は3月1日放送の第7話にも出演する。

 当時、社会現象となったロンバケは全11話の平均視聴率29・6%。最終回は36・7%、瞬間最高視聴率はなんと43・8%を記録した。「当時の主な視聴者だった中高生、大学生、若手OLだった女性たちが22年たって、30代中盤〜40代のドラマを最も見てくれる世代になっている。2人の共演は視聴率にも表れるでしょう」(テレ朝関係者)

 盛り上げたいテレビ朝日は、撮影現場で再会した2人をドラマチックに宣伝。木村は山口の姿を見つけてしばらくぼうぜんとした後、山口が両手を大きく広げたことから、それに応えて力強くハグして出迎えたという。

 ロンバケ最終回のようなシーンに、スタッフたちが興味津々で2人のハグをのぞき込んだため、木村が「見せもんじゃねぇーぞ」と照れたことなども報じられた。

 だが、隔世の感があるのも事実だ。かつてトレンディードラマの頂点を極めたロンバケの放送枠“月9”も、フジテレビも低迷を続け、今回の共演の舞台は上り調子のテレビ朝日ドラマ。さらに“視聴率男”といわれた木村も、今回の「BG——」の視聴率ではシーズントップの座を、ジャニーズの後輩「嵐」松本潤主演の「99・9—刑事専門弁護士—SEASONⅡ」(TBS系)に奪われっぱなしだ。

「木村はやはり、SMAP解散と元メンバー3人のジャニーズからの退所をめぐり、裏切り者のイメージが尾を引き、新規CMなどに影響している。ここ5年ほどは主演ドラマも、世話になったフジテレビを見限り、TBSやテレ朝に乗り換えたようにも映る。かつての視聴率男も勢いに陰りが出てきたのは否めず、負のスパイラルに入ったとみられています」(別のドラマ制作関係者)

 一方の山口はどうか。実は唐沢寿明(54)との結婚はロンバケ放送の前年、95年だった。

「抜群のプロポーションを誇ったキャンギャル時代を経て、NHK朝ドラヒロイン、自然体のアネゴ肌のイメージ、唐沢との結婚後は子供をつくらない結婚観など、世の女性たちの共感を得てきましたが、ロンバケ以後、女優業から遠ざかりすぎた。ずっと続けていれば、天海祐希くらいのキャリアになっていたかもしれませんが、22年ぶりのキムタクとの共演といわれても、かつて共感していた女性たちでさえ“今さら感”しかないかも」(他局関係者)

 山口が本格的に連ドラに復帰したのは、16年ぶりに出演した2012年の「ゴーイングマイホーム」(フジ系)からで、最新の昨年7月クールの「ハロー張りネズミ」(TBS系)では、探偵事務所の女所長として出演したが、さほど話題にもならず、全話平均視聴率は7・3%にとどまった。

 確かに22年前のロンバケフィーバーを知る人にとって、2人の共演がいろんな意味で話題になるのは想像がつく。気になる視聴率は14・8%と前回、第5話の14・0%から0・8ポイントアップしたものの、第1話(15・7%)、第2話(15・1%)でマークした15%台回復とはならなかった。やはり“今さら感”は拭えないということか。

(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区)