忍者プロジェクト大使・ピコ太郎 世界発信で再ブーム起こせるか

2018年02月23日 16時30分

手裏剣を投げるポーズで意気込んだピコ太郎

 シンガー・ソングライターのピコ太郎が「忍者の日」の22日、都内で行われたエイベックス忍者エンターテインメント事業「NINJA PROJECT」のイベントに、アジアPRアンバサダーとして出席した。

 忍者の公式組織「日本忍者協議会」と、エンターテインメント業界のノウハウを持つエイベックスがタッグを組み、忍びたちの文化と歴史を世界へ発信するというもの。

 ピコ太郎は派手なパイソン柄の忍者衣装で登場し、手裏剣技を披露。「忍者なので、あまりに世間にバレないようにPRしていきたい」とジョーク交じりに意気込んだ。

 日本忍者協議会の溝畑宏副会長も「海外からも愛されるピコ太郎さんが、素晴らしいコンテンツとなれば」と話した。

 ピコ太郎は、自身の楽曲「PPAP」が動画投稿サイトで世界中で大ブームに。その知名度から昨年10月にはウガンダ観光大使に任命された。同国を訪問した際には「現地の人は、日本人の僕を見ると『ニンジャ、ニンジャ!』と言っていた。忍者が海外で評価されているということを、実は日本人が知らないんですよね」と分析した。

 関係者は「忍者にまつわる曲を作り、披露することでまた世界的なブームが巻き起こるかも」と期待を寄せている。

 また同日、忍者の魅力発信を目指す自民党の「忍者 NINJA議員連盟」の設立総会も都内で開催された。総会には、甲賀流忍術の伴家忍之伝を受け継ぐ武術家で忍術研究家の川上仁一氏や、国会議員らが忍者装束で参加。伊賀忍者特殊軍団・阿修羅による実演も披露され、華麗な忍びのワザを見せた。

 海外で爆発的な人気を誇る忍者だが、深刻な人材不足の時期もあり、一時は2人しか存在しない事態に陥ったという。総会にも出席した前出の溝畑氏は「連盟が立ち上がる以前は、各自治体バラバラの忍者(の活動)だった。次は官民一体でやっていきたい」と話していた。