ほんこん収録中に全治2週間のやけど バラエティー過激路線の今後

2018年02月22日 16時30分

ほんこん

 お笑い芸人のほんこん(54)と、お笑いコンビ「大自然」の白井(30)が、関西テレビのローカルバラエティー番組「マルコポロリ!」の収録中に、全治2週間のやけどを負ったことを21日、同局が発表した。

 同局によると、収録は20日に大阪市の同局のスタジオで行われ、科学実験を実施。ほんこんは砂糖と重曹の燃焼実験を行った際に、腹部にやけどを負った。

 一方、液体窒素を使って瞬時にアイスクリームを作る実験を行った白井は収録後、左脇腹に異常を感じ、病院でやけどと診断されたという。負傷の状態については「お2人とも全治2週間程度で、日常生活や仕事への支障はないと聞いております」と説明した。

 同局は「今回の収録にあたっては、事前に複数回、実験の手順などの確認を行い、リハーサルも綿密に行うなど、事故が起こらぬように万全を期しましたが、このようなけがが発生してしまい、お二人ならびに関係者の皆様に心よりおわび申し上げます」と謝罪。

 今後の対応については「このような事態が再発することのないよう、改めて番組制作の管理指導を徹底し、安全管理体制のさらなる強化に努める所存でございます」とした。

 お笑い芸人・東野幸治がMCを務める同番組は、芸人らが社会・芸能ニュースを体当たり取材するのが見どころとなっているが、ネット上では「おもしろいけど、やり過ぎてる時がある」との声もある。

 テレビを取り巻く環境が変わり、バラエティー番組でのやり過ぎが批判される時代。同局は2007年に「発掘!あるある大事典Ⅱ」で捏造問題を起こした過去もあり、同局の福井澄郎社長も昨年の会見で「あれから10年がたち、知らない社員も増えた」と放送倫理を受け継いでいく必要性を訴えていた。今回の事故を受けて、萎縮の方向へ進むのか、それとも、これまで通りの路線を貫くのか注目だ。