ジョージ・クルーニー「フロリダ高校乱射事件」抗議行進の生徒らを支援

2018年02月22日 16時30分

ジョージ・クルーニー(ロイター)

 米国・フロリダ州パークランドの高校で14日、17人が犠牲となった銃乱射事件を受け、銃規制の徹底強化を求めて高校生たちが立ち上がった。事件の舞台となった高校の生徒たちが、首都ワシントンで来月、大規模な抗議行進を行うことを発表した。そんな若者たちを支援しようとハリウッドスターらが呼応した。

 米ABCニュースによると、米俳優ジョージ・クルーニー(56=顔写真)と妻で人権派国際弁護士のアマルさん(40)が20日、50万ドル(約5400万円)の寄付を約束。米トーク番組司会者兼プロデューサー、オプラ・ウィンフリー(64)も同額の支援を発表した。

 クルーニーは「学校の安全の確保と銃による暴力と戦うため、全米から集まる素晴らしい世代の若者たちと一緒に行動したい」とコメント。数万人規模になるとみられる行進に家族で参加することを明らかにした。

 3月24日に計画されているのは「March For Our Lives(私たちの命のための行進)」という抗議活動。marchという単語の「行進」と「3月」という2つの意味を掛け合わせている。

 計画を発表したのは、事件が起きたマージョリー・ストーンマン・ダグラス高校の生徒たち。18日、米テレビ各局に出演し、行進の支援を呼びかけた。生徒らは、銃所有の権利を推進する強力な圧力団体「全米ライフル協会(NRA)」から巨額の寄付金を受け取っている政治家に「恥を知れ!」と痛烈批判した。

 この行動にクルーニーが応えると、オプラもすぐに「ジョージとアマル、私も全く同じ意見よ」とツイッターで反応した。他にも人気アニメ映画「アナと雪の女王」でオラフの声を担当した米俳優ジョシュ・ギャッドも「これ以上、悲劇が繰り返されることに黙っているわけにはいかない。現状を変えようと立ち上がった高校生たちには心から感化された」とツイートして支援を表明した。

 行進の実行委員会はクラウドファンディングでの募金の目標額を100万ドル(約1億700万円)に設定したが、わずか3日間で70万ドル(約7500万円)が集まり、クルーニーらの寄付により、目標額を大きく上回ることになった。