21日、急性心不全のため死去した俳優の大杉漣さん(享年66)と同じ事務所に所属する長男で写真家の大杉隼平氏(35)が同日、都内の大杉さん宅前で心境を語った。
新潟にいた隼平さんは、父の訃報を聞き、急いで新幹線で帰京したという。「事務所が発表した通り。僕も帰ってきて状況を知りました」と困惑。「本当に急のことで、僕も頭の整理ができていない。聞いた時は信じられない気持ちが強い。家族も寝ていない」と悲しい表情を浮かべた。
大杉さんの最近の様子については「(3日前に)一緒にご飯を食べた時には、みなさんが普通に家族と会話をするように話していた。昨日まで普通にしていたと聞いている。体調が悪いということなどは聞いていなかった。疲れなどはあったと思う」と声を振り絞った。
報道陣から「どんなお父様でしたか」と聞かれると「そうですね…」と数秒黙り込んで「役者をやっていることを除けば、僕にとっては普通の父親でした。仲も良かったし、人として尊敬している部分もありました」と語った。