秋篠宮家の長女・眞子さま(26)と法律事務所勤務の小室圭さん(26)の結婚延期発表から一夜明けた7日朝、小室さんの母親が働く都内の洋菓子店にはマスコミが殺到。対応に当たった所轄警察関係者は「(母親は)今日からしばらく来ません」と明かし、報道各社の名前をチェックして回った。マスコミ監視、不審者対策のために、今後は店舗の近くに撮影スペースを設けるという。

 宮内庁幹部は「結婚の意思は変わりがない」と強調しているが、昨年12月に「週刊女性」が報じた小室さんの母親の借金問題が暗い影を落としている。

 母親は元婚約者の男性から400万円以上を援助してもらったが、婚約が解消されたことで男性は「貸した」という認識に。一方の母親は「お金は贈与に当たる」と返済を断り続けているとされる。今年に入り「週刊文春」や「週刊新潮」なども報じ、宮内庁も対応を余儀なくされた。

 一連の報道でショックを受けられたのは秋篠宮さまだろう。これまで皇族の嫁ぎ先は当人のみならず、親族、遠戚まで徹底した“身体検査”が行われるのが慣例だったが、秋篠宮さまは「2人が結婚したいのならば、それでいい」と小室さんを信用されていたからだ。

 婚約を前に、宮内庁筋が小室さんに「これからのことで気掛かりな点はありますか?」と聞いた時、母親の借金問題の話は出なかったという。

「それだけにスキャンダルが出た際、秋篠宮殿下も顔が曇られたといいます」(同)

 さらに、週刊女性の記事が出て間もないころ、小室さんが秋篠宮さまに「私もこのことは初めて知りました。事情を説明させてください」と申し出て、一部報道ではこれに秋篠宮さまが「結構です」と語られたとされる。男性からの資金援助は、小室さんの大学の学費だったことに加え、男性が小室さんの母親に返済を求めた場面に小室さんが同席し「贈与だと認識しています」と意思表明していた“当事者”だったことも不信感を招いたといわれる。結婚延期の余波はまだ続きそうだ。