長女(28)が警視庁に大麻取締法違反容疑で逮捕された大竹まこと(68)が1日、東京・浜松町の文化放送で会見した。

 長女は大学卒業後、会社員としてデザイン関連の仕事を6年間していたそうだ。大竹が「正月にもみんなで楽しくやって、その後、2~3回会っております」と語ったように、親子間の交流もしっかりあったようだが、娘の不審な点に気付くことはなかったのか。

 大竹は「覚醒剤じゃなく、マリフアナですよね。それはちょっと…。覚醒剤であれば、わかったと思う」とコメント。また「娘とは先週くらいにも将来のやりたいことなど明るく話した」ことから、おかしなところは見つけられなかったという。

 一方で「娘はデザインみたいな仕事もしてます。交友関係は、私は友達に一度も会ったことはありませんが、正月明けに会ったときに『とても広がってる。いい人たちに会ってる』と聞きました」と明かす。

 昨今、芸能人が2世の不祥事で謝罪会見に立つケースが増えている。自分が同じ状況になった大竹は、これらのことに「人ごとのように思っていました」と率直な気持ちを口にした。子供が一般人かつ成人である場合、その責任を芸能人の親が取ることには様々な議論があるが、大竹も「(長女は)一般人ですから、どこまでお話ししていいかわからない」「私は公人なので話す義務も責任もある」などと戸惑いをあらわにした。それでも「普通のお父さんと同じように娘のことを愛しております」としみじみ語り、家族で今後のことをよく話し合っていくという。

 パーソナリティーを務める生放送番組「大竹まこと ゴールデンラジオ」(月~金曜午後1時)は1日分は通常通りに放送される。テレビのレギュラー番組を含めて、今後の放送については局やスポンサーと話し合いを進めていく。