お笑いコンビ「バイきんぐ」(小峠英二=41、西村瑞樹=40)が31日、都内で行われたレッグウエアブランド「SABRINA」商品発表会(グンゼ主催)に出席した。

 小峠はストッキングをはき、女装して登場。「ガキのころはグンゼのブリーフをはいていた。大人になってまさか人前でグンゼのストッキングをはくことになるとは、人生ってわかんない」と笑いを誘ったが「化粧にかけた時間と笑いの量が比例していない」と憤った。

 続けて「何日か前、事務所に『衣装合わせがある』と呼ばれて、着替えた後に『何の仕事?』と戸惑った。でも、それなりに奇麗でしょ? これを着ければ僕みたいなのも奇麗に見える。仮想通貨のように、はかない女性を目指したい」と、しきりにスカートの裾をまくって太ももをチラ見せする。

 共演した元新体操日本代表の畠山愛理(23)からは「本当に美脚ですね」と持ち上げられたが「この格好をさせられて、女性目線のコメントを求められても困る」と苦笑い。動揺からかこの日は珍しく段取りをトチる場面も見られた。

 ところで、仮想通貨のようにはかない存在といえば、2015年に別れた元カノの坂口杏里さん(26)だ。16年秋におバカ2世タレントからアダルト界に転身したが、昨春にホストへの恐喝未遂容疑で逮捕・釈放(不起訴処分)され、キャバクラ嬢に再転身。秋に芸能界からの引退を宣言したのは記憶に新しい。

 小峠は「杏里ちゃんはちゃんとしていた。(仮想ではなく)現実に存在する女性だった。女装は杏里ちゃんをイメージしているか? 時を経て寄せないでしょ」と、得意の元カノネタでしっかり笑いを取った。

 コインチェックの資金流出問題で話題となっている仮想通貨は、「藤崎マーケット」のトキ(33)がほぼ全財産を失うなど、芸能界にも波紋を広げており、トキに仮想通貨を薦めたたむらけんじ(44)や、CMに出演した出川哲朗(53)に対する批判の声も上がっている。

 小峠は「僕はやってないし、周りにやっている芸人はいない。僕は価格の変動が少ない金(きん)は持っている。テーブルの上にガンと置きっぱなしにしている」と金に投資していることを明かした。