DeNA・井納「嫁がブス」に慰謝料請求問題でオリラジ中田「ネットは匿名じゃない」

2018年01月31日 11時12分

中田敦彦

 オリエンタルラジオの中田敦彦(35)が31日、コメンテーターを務めるTBS系「ビビット」で、ネット上にあふれる誹謗中傷の書き込みついて言及した。

 横浜DeNA・井納翔一投手(31)の妻が、「そりゃこのブスが嫁ならキャバクラ行くわ」というネットの書き込みに対し、約200万円の慰謝料を請求した問題を取り上げた。この書き込みをした20代の女性は「軽い気持ちで書いた」などと話し、巨額請求にうろたえているという。

 番組にはネット上での中傷や炎上問題に詳しい清水陽平弁護士が出演。「このブスが嫁」は井納投手の妻に対して名誉感情の侵害、「キャバクラ行くわ」は井納投手へのプライバシー侵害に当たる可能性があると話した。ネット上の書き込みは匿名でなく、プロバイダーや携帯電話会社への情報請求によって書き込み者の特定が可能だという。

 さらに番組ではネット上の誹謗中傷が原因で深刻な事態に陥った事例を紹介。東名高速のあおり運転をきっかけに、夫婦が死亡した事故を引き起きた男性容疑者と出身や名字が同じというだけで「容疑者の勤務先、父親」と間違った情報を書かれたことによって、休業に追い込まれた建設会社や、米軍機の部品落下で「自作自演」と誹謗中傷された沖縄の幼稚園側の困惑の声も伝えた。

 また、2013年にネットで殺害予告を受けた仮面女子・立花あんな(25)がVTR出演。当時を振り返り「親にも言えなかった。ライブに行くまでの道とかもすごく怖かった。でも、ライブでは元気でいなきゃいけないというのもあったんですけど、どこかでその人(書き込んだ人物)が来ていたらどうしようとか、常に考えていました」と語った。

 ネットでの心ない書き込みに対しては「ネットは自分の素性を明かさないし、書きやすいと思うんですけど、本人の目に留まった時、その方がどう思うかとか、芸能の活動をして、見られている人の気持ちも考えてくれるとうれしいと思います」と話した。

 これに中田は「昔から風説の流布で、思った以上の被害が出てしまって、(書き込み者を)特定したら、みんな『軽い気持ちだった』と言うらしいんですけど、ボクは慰謝料請求できることとか、情報開示で実は匿名じゃないんだっていうところを社会に知れ渡ることが、これからのネット社会の成熟につながってくる」とコメント。MCの国分太一(43)は「居酒屋で友達と悪口を言ってるのとインターネットに書き込むのは違う。世界に発信するものですからね」と注意を呼びかけた。