パンク・ロック・バンド「銀杏BOYS」の峯田和伸(40)と女優の麻生久美子(39)が30日、都内で行われたアニメーション映画「ぼくの名前はズッキーニ」(2月10日公開)のプレミア上映会に出席した。

 映画は昨年6月にフランスの権威あるアヌシー国際アニメーション映画祭で、最優秀作品賞と観客賞の2冠を獲得。「第89回アカデミー賞」でも長編アニメーション部門にノミネートされるなど、世界的に話題を集めている。孤児院で暮らす子供たちの物語で、峯田は主人公ズッキーニ、麻生はズッキーニの親友の女の子カミーユの声の吹き替えを担当している。

 峯田は吹き替えの前に自宅で〝予習〟しようとしたが「自宅のDVDプレーヤーが作動しなくて見られなかった…」と、天然エピソードを披露。初めての吹き替え挑戦については「僕、初めてってダメなんですよ。初めて映画出たときもそうだし、初めてバンドでレコーディングしたときもそうだった」と〝初もの〟に弱いことを告白した。

 しかし、麻生に「そんなことなかったですよ。(タイミングを計る)タイムコードぴったりで、すごかったですよ」と褒められると「僕、浮かれてるの分かります?」と言い放ち、完全に浮かれモードに入った。