離婚協議中の米人気俳優ブラッド・ピット(54)と米人気女優アンジェリーナ・ジョリー(42)が2月にも離婚で合意する見通しだと、米芸能サイト「Life&Style」が報じた。

 アンジーが2016年9月に裁判所に離婚を申請してからすでに1年以上がたつが、子供の親権をめぐって対立。泥沼化して、こう着状態だった離婚協議だが、ようやく決着することになりそうだという。

 マドックス(16)、パックス(14)、ザハラ(13)、シャイロ(11)、双子のヴィヴィエンヌとノックス(9)の6人の子供の親権をめぐって、ブラピは共同親権を、アンジーは単独親権を主張して争っていた。

 離婚申請後、ブラピと別居して6人の子供たちと一緒に生活しているアンジーは、ブラピが子供たちと面会することを厳しく制限。ブラピは昨年のクリスマスと新年に子供たちに会うことさえできなかった。

 しかし、関係者はアンジーがこのまま6人の子供たちを独占するのは無理があると心配している。「彼女はフルタイムで母親を務め、人権擁護の活動家として活動し、国連親善大使も務め、さらに女優、監督、プロデューサーをすべて完璧に務めようとしていますが、このままでは倒れてしまいます」

 アンジーはディズニーアニメ「眠れる森の美女」を実写化した「マレフィセント」(2014年)で魔女を演じたが、その続編に出演することが決定。さらには英国の動物行動学者ジェーン・グドール(83)の自伝映画を監督・主演することも決まっている。

 そうしたなか、アンジーは周囲のアドバイスを受け入れたのか単独親権に固執せず、ブラピとの間で共同親権などの妥協案に合意する見通しになった。

「2人は2月中に子供たちの親権をめぐる問題で合意して正式に離婚が成立するでしょう」と関係者は予想している。

 ハリウッドの大物カップルの離婚が正式に成立すれば、大いに注目を集めそうだ。