劇団4ドル50セント・糸原美波 2・8旗揚げ公演直前インタビュー

2018年01月26日 11時00分

“美人すぎる劇団員”として話題の糸原美波

 プロデューサー・秋元康氏(59)が手がける「劇団4ドル50セント」が、2月8日から旗揚げ本公演「新しき国」(東京・紀伊國屋ホール)を行う。初舞台が2週間後に迫るなか、主役を務める“美人すぎる劇団員”として話題の糸原美波(21)が本紙のインタビューに応じた。今、演劇界で最も注目を浴びる劇団で主役を張る糸原の素顔とは――。

 ――秋元氏が初めて手がける劇団ということで注目を浴びる

 糸原:期待に応えられるかすごく不安なんですけど、こんなチャンスはないと思う。劇団に入れたからには、一生懸命楽しんで頑張りたい。

 ――16歳から27歳の若手劇団(女性20人、男性10人)は9割が演技未経験。その中で糸原さんは映画や舞台などで活躍していたが、なぜ劇団を受けようと

 糸原:中学2年生から演劇をやってて、お芝居は続けていたんですけど、オーディションもなかなか受からなくて。「ここで受からなきゃお芝居をあきらめよう」という覚悟で受けたんです。高校を卒業して東京に出てきたが、自分で舞台を探しオーディションに受かったら出て、の繰り返し。自分でチケットを売っての地道な活動をしていた。チケットを売るノルマがあって、友達や知人に「来てください」と手紙を送ったりした。あとはずっとバイト、っていう感じでしたね。

 ――旗揚げ公演の主演に抜てきされた時は

 糸原:演じるのは、夢破れたミュージカル女優なんですが、歌が大の苦手で本当にヤバイです!プレッシャーで熱も出てしまって…。お芝居やダンスは大好きで自分から練習もしていたんですが、歌だけは…どう歌えばいいか分からない。ただ秋元さんが歌がヘタな私を主演に選んだということは、何か新しいものが見えてくると思っているのかな、と。歌がうまければいいというわけではないと思うので、誰よりも強い思いを歌に乗せられたら、と思います。

 ――秋元さんから劇団員にはどんな言葉を

 糸原:「とりあえず熱い劇団をつくってほしい」と言われました。「80年代、90年代の古いロック。さびれて汗まみれでドロドロだけど、カッコいいだろ、俺ら!」といったような。「今まで見たこともない旗揚げ公演にしてほしい」とも言われました。すごくプレッシャーではあるんですけど、秋元さんがトータルプロデュースをして、プロのクリエーティブなスタッフさんが揃っている。私たちが具現化できるか、だと思います。

 ――“美人すぎる劇団員”として初めてのドラマ出演、グラビアデビューも果たした

 糸原:はい…、なぜ私があのように付けられたのか…、申し訳ないです(苦笑い)。ドラマはその場でたくさんセリフも変わったり、瞬発力が必要だなと思いました。服が好きでモデルにも興味はあったので、グラビアのお仕事も楽しかったですね。これからグラビアに何度でも挑戦したいです。

 ――“美人すぎる”はイヤではない?

 糸原:言っていただいてるんだな~って感じであまり気にしてないです。でもSNSのフォロワーさんがすごく増えました(笑い)。お芝居を見たことのない方も「美波ちゃんを機に見に行こうかな」と言ってくださって。私は舞台の生の感じがすごく好きなので、そういうものを私の舞台で知っていただけるのはすごくうれしいです。

 ――今後の目標は

 糸原:私たちは「熱い素人集団」と紹介していただいていますけど、いつまでも素人集団ではダメだと思います。熱量もあって実力派集団と言われる存在になりたい。“舞台といえば「劇団4ドル50セント」だろ”と言っていただけるように、私たちは日本一を目指していきたいと思っています。

【劇団4ドル50セント】16~27歳の男女30人の劇団員で構成される演劇集団。劇団員からの派生メンバーによる音楽活動、ドラマ、映画、モデルなど個人活動も予定。劇団名は、歌手のジャニス・ジョプリンが亡くなる際に握りしめていたと言われる小銭の金額にちなんで命名された。

☆いとはら・みなみ=1996年8月4日生まれ、奈良県出身。身長164センチ。旗揚げ公演前から“美人すぎる劇団員”として注目され、昨年10月クール「新宿セブン」(テレビ東京系)でドラマデビュー。昨年12月にはグラビアデビューも飾った。特技はダンス。