俳優・松坂桃李(29)、女優・沢尻エリカ(31)、メンタリストのDaiGo(31)らが、2月1日公開の映画「不能犯」のPRイベント(23日、都内)に出席した。

 松坂扮する謎の男・宇相吹正がマインドコントロールによって人を操り、死に追いやるというストーリー。沢尻は唯一、それが効かない刑事を演じる。

 作品を観賞したDaiGoは「僕が日常的に使っている『おろかだね、人間は』という言葉が出てきて共感した。なるほど、という手抜きなしのオチだった。周りからこう見られている可能性があるな、と自分を見つめ直した。それにしても、こんなに簡単にマインドコントロールができたらいいな。うらやましい」と感想を述べた。

 続けて「マインドコントロールで人を殺すのは、難しいが技術としては可能」と断言し、会場をざわつかせた。

 その後、2人を相手にカードの色当てを行い、見事に心理戦を勝ち抜いた。DaiGoに完敗した沢尻は「私はわかりやすいと思う。気分がすぐ顔に出ちゃうから。ね、わかるでしょ」と自虐的に話し、大ウケした。

 2007年公開の映画「クローズド・ノート」(行定勲監督)の舞台あいさつで、ふてくされた表情で観客席をにらみつけ、司会の問いに腕を組んだまま「別に」「特にないです」と素っ気ない返事を繰り返して、大バッシングを浴びた過去がある。それを自らネタにした格好だ。

 これにはさすがの松坂も「ん~、リアクションに困る」と苦笑いだったが、ゲストのDaiGoのパフォーマンスには「これは別途料金だな。とてもお得感がある」と大満足の様子だった。