仮面女子が20日、東京・秋葉原の仮面女子カフェ2部公演で「超加入式」を行い、昨年11月の超組閣で昇格が決まった新メンバーによる新生仮面ユニット(アリス十番、スチームガールズ、アーマーガールズ)がお披露目された。新加入の最年少は中学3年・森下舞桜(15=スチームガールズ)、最年長は鷹藤ひの(27=アーマーガールズ)。

 スチームガールズでは、神谷えりな(26)、水沢まい(26)、小島夕佳(21)、坂本舞菜(21)がアリス十番に昇格したため、4人に替わって森下のほか、木下友里(15)、陽向こはる(19)、涼邑芹(19)、雪乃しほり(26)の5人が加入。唯一の初期メンバー黒瀬サラ(21)、昨年加入した猪狩ともか(26)の7人組となった。

 最年少仮面女子としてステージに立った森下は「思ったよりも緊張しなくて、やっと仮面女子になれたという実感は湧かなかった。いいユニットにできるように頑張っていきます」とコメント。現在は長野で暮らし、週末だけステージに立っているが、中学卒業後から本格的な活動をスタートする。

 2013年8月からセンターを務める黒瀬は「自分より年下のメンバーがいるというのはすごい違和感(笑い)。スチガの武器はフレッシュさです。期待のメンバーばかりなので、一番を目指します」と力を込めた。

 一方、アーマーガールズには鷹藤と胡桃そら(20)が加入。鷹藤は「ステージに出た瞬間は緊張したが、自分がアーマーガールズになったと実感できました。年齢は気にせずできることを伝えたい」とコメントした。

 アリス十番はスチームガールズから神谷ら4人とアーマーガールズの楠木まゆ(25)の加入で、倍増の10人体制になった。神谷は「ステージは楽しかったが、いまだに十番になったのが実感できていない」と振り返った。センター・立花あんな(25)の両脇を新メンバーの小島と水沢が立つポジションで大きな変化を感じさせた。

 森カノン(27)は「前から10人体制になってほしいと思っていた。ダンスがうまいメンバーが入ってきたので、迫力あるパフォーマンスが見せられる」とメンバー倍増の効果を強調した。

 リーダー・桜のどか(27)は「十番は結成6年半になるんですが、過去にも10人体制がありました。また最強のアリス十番になれると期待している。10人になると、迫力もすごくなる。選ばれしメンバーが入って、ライブはもちろん、以外での活躍も期待している」と最上位ユニットの躍進を確信。「超加入式でほかのユニットも大きく変わって、パワーアップしたので、今後のアリスプロジェクトに期待してください」と話した。

 なお、仮面ユニットが合体した「仮面女子」としてのデビュー日は後日発表される。