小室 自身の秘密を明かしながら男女の関係を否定

2018年01月19日 19時01分

会見で涙ぐむ小室哲哉

 18日発売の「週刊文春」で看護師・A子さんとの不倫疑惑を報じられた音楽プロデューサーの小室哲哉(59)が19日、都内で開いた会見で改めてA子さんとの不倫関係を否定し、なんと芸能界引退を表明した。「TMネットワーク」で音楽活動を始めて今年で35年。1990年代に一世を風靡したTKがついに幕を下ろす。

 不倫疑惑騒動は、まさかの結末を迎えた。会見場に登場した小室は冒頭「今回の報道により、妻であるKEIKO、家族、ファンの皆様、その他スタッフの皆様、いろいろな方々にご心配をおかけして、お相手の方にもご迷惑をおかけしたことをおわびいたします。おわびの話をすると同時にですね、僕なりの騒動のけじめとして、引退を決意しました」と表明した。

 小室は2002年にKEIKOと結婚。08年に詐欺事件で逮捕、有罪判決を受けた時もKEIKOは離婚せずに支えてくれたが、11年にくも膜下出血で倒れ、記憶障害などの後遺症が残った。それから小室はKEIKOに寄り添ってきたのだが「ちょっと僕も疲れ始めてしまったことは、3年ぐらい前ですかね、あったと思います」。

 そこに登場したのがA子さんだ。小室自身もC型肝炎、突発性難聴による耳鳴りと体調不良が続き、A子さんに看護してもらう中で、親しくなっていった。KEIKOとは大人の会話ができなくなったこともあり「ついつい普通の雑談とか会話を女性とすることがほぼないというのが何年も続いていたので、いろいろな話をしたりとか、メンタルケアというのはキレイな言い方ですが、雑談に付き合ってもらったりとか。確実に僕の甘えなんです」

 A子さんに精神的な支えになってもらっていたことや、好意を持っていたことは認めたが「男女の関係というのはまったく考えてないです。ありません」と否定。さらに「本当にお恥ずかしい話ですが、5年、6年と言うところで、普通の男性としての能力というものがなくて、精神的な支えだったと思います」と自らの秘密まで告白した。

 不倫をしていないならば、それこそ引退する必要はないと思われるが、なぜ小室はそういった決断に至ったのか? 小室の説明では、今年60歳という節目の年であり、体調不良もあって年々楽曲制作が厳しくなっており、昨年から「引退」の二文字が頭の中に浮かんでいた。そこに今回の不倫疑惑報道が持ち上がり、それが〝起爆剤〟となって一気に引退を決意したというのだ。

「2010年(※正しくは09年)は裁判所にいました。その時の判決を聞いた時のような気分に、文春さんの取材を受けた時、同じような気持ちを抱きました。罪もあれば必ず償い、罰も受けなければいけないんだなという感覚。今回の報道による罪を償うとともに、自分の身体的な限界であったりとか、音楽業界、エンターテインメント業界に僕の才能が本当に必要なのか、もはやここまでかなと。僕は音楽の道を退くことが私の罪(※罰か?)であると思いました」と小室流の考えで、引退理由を明かした。

「自発的な音楽活動は本日をもって退こうと思ってます」という小室だが、現在受けている仕事は、相手が望むならば続行する意向だ。新規のオファーは受けないという。24日に日本武道館で行われる「超英雄祭 KAMEN RIDER×SUPER SENTAI LIVE&SHOW2018」、26日のビルボード東京でのライブにはPANDRAの一員として出演する予定だ。

「悔いなしなんて言葉はひと言も出てこないです」

 日本の音楽史に名前を残した小室は、予期せぬ形で表舞台から去ることになった。