2002年準ミス・インターナショナルで女優の鳳恵弥(37)が18日、都内の築地玉寿司築地晴海通り店で行われた舞台「こと~築地寿司物語~」続編制作発表会見に出席した。

 鳳といえば昨秋の“土下座強要降板騒動”が記憶に新しい。女優・鈴木砂羽(45)が初めて演出を務めた舞台「結婚の条件」の公演直前、鈴木とモメて牧野美千子(53)とともに緊急降板。「鈴木氏から人道にもとる数々の行為を受けた」とブログで鈴木の土下座強要を告発し、騒動となった。

 騒動後、初めて公の場に立った鳳は、前作に続いて主人公ことを演じる。「前回の舞台で成長させてもらいました。支えていただいた皆様に感謝したいです。若輩者だが精一杯やります。公演回数が増え、パワーアップしてお届けしたい。期待してください」とコメントした。

 共演の元「イモ欽トリオ」長江健次(53)は「渡辺裕之さん(62)以外は全員がしくじっている。ちゃんとした人がいない。皆で頑張っていきましょう」と語ると、鳳に「最後までちゃんと頑張ってくださいよ。よろしくお願いします」と声をかけた。

 鳳は困惑しながらも「大丈夫です」と自信をのぞかせたが、長江はさらに「極楽とんぼ」山本圭壱(49)に対しても「最後までお願いしますよ」とくぎを刺した。

 山本は2006年に起こした未成年への淫行騒動で芸能界を追放されたが、一昨年、レギュラーを務めていた人気バラエティー番組「めちゃ×2イケてるッ!」(フジテレビ系)に復帰を果たし、迷惑をかけた被害者やメンバーに土下座で謝罪した。

 ともに土下座を経験したという共通点があるからか気が合うようで、鳳は山本を「豪快なところがあるけど、実は繊細な人柄」と持ち上げた。長江は「お互い独身なの? じゃ、そのままくっつけよう!」とおせっかいを焼いただけに“土下座カップル”の誕生はなるか?