記者会見は大バクチだ――。音楽プロデューサー・小室哲哉(59)に、まさかの不倫疑惑だ。18日発売の「週刊文春」が、シングルマザーの看護師Aさんと腕を組んだツーショット写真とホテルでの密会を報じたのだ。小室は文春のインタビューで不倫は否定、さらに17日に所属事務所も否定する文書を報道各社に送り、18日には19日に会見することを明かした。小室本人の口から真実を伝えたいとのことだが、この会見は“もろ刃の剣”になりかねない。

 小室が2002年に結婚したglobeのボーカル・KEIKO(45)は、11年にくも膜下出血を発症、記憶障害などの後遺症が残ったためリハビリを続けている。KEIKOと苦楽を共にしてきた小室は、一生懸命支えてきたといわれていたが…その裏で誰も予想だにしなかった不倫疑惑が持ち上がった。

 文春によると、小室とAさんの出会いは「ニンニク注射」(別項参照)で有名な都内のクリニックだ。そこに通っていた小室と、看護師として働いていたAさんは、いつしか“親密”な関係になった。Aさんがクリニックを辞めた後も、小室はたびたびAさんを呼んでニンニク注射を打ってもらうようになり、KEIKOが実家に帰っていた年末年始には自宅や都内のホテルで会っていたという。

 文春のインタビューに応じた小室は「誤解を招く甘い言動が多々ありました。本当に申し訳ないと思っています」「男女の関係っていろんな言い方がありますけど、僕は病人と看護師さんの関係だと思っています」と不倫関係を否定。KEIKOが在宅時にも治療のためAさんが自宅に来たこともあったという。

 所属事務所は17日夕方にファクスで「弊社としましては、プライベートの事は本人に任せております。また、本人が記事について否定しておりますので、本人の発言を信用して対応致します。近日中に本人の記者発表を実施いたします」(原文ママ)とした。そして18日、19日午後に会見を行うと発表した。

 芸能プロ関係者は「数年前にも2人の仲が噂になったことがあった。その時には『誤解されるから気を付けた方がいい』と忠告する人もいたが、今も2人で会っていた」。

 小室は文春の「Aさんは小室さんの部屋で寝てない?」という質問に対し「いや、寝てたとも思いますね。(一緒に?)うーん…はい」とも答えており、いくら男女の関係ではなかったといっても、世間は言葉通りには受け取らないだろう。そこで会見を開いて、改めて自身の口から説明するというのだが…。

「文春のインタビューでは不倫を否定したかと思えば、あやふやな説明も見受けられます。間違いなくそこを突っ込まれるでしょう。また完全否定すると、今度は文春が“第2砲”を発射する可能性もあり、小室にとって危険な賭けと言わざるを得ないですね」とワイドショー関係者。

 ツッコミどころ満載な会見を開き、否定して2発目の“文春砲”をお見舞いされたのでは、まさに墓穴を掘る行為で、目も当てられない。それでも、何とか釈明し印象を良くしたいと小室が考えていてもおかしくない理由はある。

 実は、昨年から復活ぶりが注目されるようになった小室は、ガールズグループのプロデュースを手がけたり、テレビ番組に出演したり、積極的に活動している。

「(小室は)今年11月の誕生日で60歳になります。“還暦イヤー”をド派手に飾るべく、大きなプロジェクトが動いていたという話もある。本人が否定したとはいえ、やはりイメージダウンしてしまったことは間違いなく、今後の活動に何かしらの悪影響が出る恐れはあります」と前出関係者。

 文春に対して、引退を示唆するコメントまで残した小室。果たしてイチかバチかの大勝負となる会見は吉と出るのか、それとも…。

【KEIKOのツイッター更新ストップ中】実家に帰っているスキに夫・小室が裏切り行為をしていたと報じられたKEIKOの心境はいったい――。ファンは、KEIKOのツイッターが1か月以上も更新されていないことに、心配する声を上げている。

 KEIKOのツイッターは昨年の12月11日の更新を最後にストップしている。小室がリハビリになるだろうからと続けさせているツイッターだったが、つぶやきはほとんど「お休みなさい」と就寝のあいさつをするぐらい。

 これまでも長くて1週間程度、更新しないことはあったが、1か月以上も更新されなかったのは珍しく、ファンからも「最近、ツイートがなくて心配です。お元気ですか?」など、心配する声も集まっている。

 懸命のリハビリ中に降って湧いた夫の不倫疑惑…ファンならずともKEIKOの体調が気がかりだ。

【ニンニク注射】疲労回復や肩こり、腰痛の緩和などを目的に行われるビタミン剤等の注射。主にB1などのビタミンB群が使用される。注射時の臭いから「ニンニク注射」と呼ばれている。