瀬戸内7県を拠点に昨年3月に始動し、31日にシングル「暗闇」でメジャーデビューするAKB48の姉妹グループ「STU48」の藤原あずさ(19)、今村美月(17)、石田みなみ(19)が12日、大阪市の関西テレビで「STU48×千鳥 瀬戸内少女応援団」(28日深夜1時=関西、中四国6局)の収録に参加した。

 STU48が自分たちのルーツである瀬戸内の良さを関西のファンに伝える番組で、MCは瀬戸内・岡山県出身のお笑いコンビ「千鳥」(大悟=37、ノブ=38)が務める。

 ノブが「メンバーにはテレビの厳しさを教えた形になった」と話すように、STUの3人はまだまだテレビ番組の収録に慣れていないため、緊張した様子。石田が「番組内で千鳥さんにモノマネをしてもらって、スベったときの対応はこうするんだと学んだ」と明かすと、今村も「面白くないことを言っても面白く返してくださって、リアクションって大事だな」と振り返り、藤原は「ハートの強さを学べました」とそれぞれ感想を語った。するとノブは「そこを学んでくれたんやね。スベってスベり抜いたら『殺してくれー』って言えばいいから」とアドバイスした。

 また、岡山出身の藤原はロケで、大悟の故郷・北木島(岡山)を訪問した。大悟のおかげで有名になった同島だが、「大悟さんのお父さんが島でのドライバーをしてくださったんですが、全然気付いてなくて、大悟さんの実家を訪問したときに『ただいま』って言うのでキョトンとしました」と話すと、大悟は「自分のこと、すごい消すからね」とポツリ。さらに藤原は「実家ではフルコースかというくらいの手料理を振る舞ってもらいました」と明かしたが、大悟は「まるまるカットされてました」とボヤいた。

 そんな大悟は、3人の印象について「ちょうどいい感じ。ちょっと小マシになったアイドルの方が厄介。NMB48とか、小慣れてるから(笑い)。芸能人ぽくないのがいいと思いますよ」と語った。