女優の堀田真由(19)が10日、大阪市の今宮戎の「十日戎」に合わせて行われる「宝恵駕(ほえかご)行列」に参加。大阪・ミナミの町を練り歩いた。

 NHKの連続テレビ小説「わろてんか」で、葵わかな(19)演じる主人公・藤岡てんの妹・りん役で出演中の堀田は、夫婦漫才コンビ「宮川大助・花子」、落語家・桂春之輔(69)、赤井英和(58)らとともに行列に加わった。あいにくの小雨模様の中、沿道から上がる「りんちゃーん」「かわいい、顔ちっちゃ」といった声に笑顔で手を振って応じ「『りんちゃん、真由ちゃん』といっぱい声をかけてもらい、『わろてんか』ってすごいと思いました。揺れると思ったけど意外と安定性があって楽しかったし、伝統行事に参加させてもらってうれしかった」と喜んだ。

 4月2日に20歳の誕生日を迎える堀田は、「ピンヒールをサラッと履いて歩けるようなかっこいい女性になりたい」と理想像を語り、あこがれる女性として、事務所の先輩女優・富田靖子(48)の名前を挙げた。

 飲酒も解禁となるが「強いかは分からないですが楽しみです」とニッコリ。主演の葵も6月に20歳になることもあって「2人で一緒に飲もうと新年早々に約束しました。プライベートで一番に飲むのはてんちゃんと決めたので、6月まで待ちます」と明かした。

 仕事面では、「朝ドラ以外の作品も撮っていて、堀田真由を知ってもらえる機会が増えると思う」と手応えを感じている。朝ドラ出演を機に大ブレークを果たす女優も多く「大阪に朝ドラで戻ってこれたらうれしい。ヒロイン? そういう挑戦ができる機会があればうれしいですね」と飛躍を期した。