プロレスとアイドルの“二刀流”を目指すグループ「アップアップガールズ(プロレス)」(ミウ=17、ヒナノ=19、ヒカリ=19、ラク=19)が4日、東京・文京区の後楽園ホールで行われた「東京女子プロレス’18」の第1試合でデビューした。

 アプガ(プロレス)はアイドルグループ「アップアップガールズ(仮)」の妹分として、プロレス団体「DDT」のプロデュースのもとで、アイドルとプロレスに本格挑戦。大入り満員の観客の前で4人はミウ、ヒナノ組とヒカリ、ラク組に分かれ、タッグマッチで対戦した。

 それぞれが練習の成果を発揮し、リング上で躍動すると、最後はミウがヒカリに対し、カナディアンバックブリーカーを決め、8分55秒でミウ、ヒナノ組がギブアップ勝利を収めた。

 ミウは「すごく緊張していましたが、リングに上がると、みんなが応援してくれている気持ちになりました」と初勝利の喜びを語った。

 今後対戦してみたい相手を聞かれ、ラクは「AKBさんがプロレスをやっていたので、対戦してみたい!」と憧れを口にした。

 現在は週5日でプロレスのトレーニング、残りの2日でアイドルレッスンと休みなしで“二刀流実現”に取り組んでいる。

 そんなメンバーたちが本紙に「東スポプロレス大賞で賞をいただけるように頑張ります!」と宣言。「目標は武道館、さいたまスーパーアリーナ、両国国技館公演と東スポプロレス大賞受賞です!」と4人は目を輝かせた。プロレスもアイドルもまだまだレベルアップが必要な4人だが、所属事務所関係者は「とにかくガチでどっぷりやらせます」と“スパルタ特訓”も計画中。東スポプロレス大賞授賞式に出席する夢はかなうのか。