プロレスとアイドルの“二刀流”を目指すグループ「アップアップガールズ(プロレス)」(ミウ=18、ヒナノ=19、ヒカリ=19、ラク=20)が4日、東京・文京区の後楽園ホールで行われた「東京女子プロレス‘18」の第1試合でプロレスデビューした。

 アプガ(プロレス)はアイドルグループ「アップアップガールズ(仮)」の妹分グループとして、プロレス団体「DDT」のプロデュースの下で、アイドルとプロレスに本格挑戦中だ。デビュー戦には姉貴分のアプガ(仮)のメンバー全員も訪れた。

 大入り満員の観客の前で4人はミウ、ヒナノ組とヒカリ、ラク組に分かれ、タッグマッチで対戦。それぞれが練習の成果を披露し、リング上で躍動すると、最後はミウがヒカリに対し、ボディースラム3発からボストンクラブで体力を奪うと、最後はカナディアンバックブリーカーの大技を披露。8分55秒でミウ、ヒナノ組がギブアップ勝利を収めた。

 ミウは「すごく緊張していましたが、リング上がると、みんなが応援してくれている気持ちになりました」と初勝利の喜びを語る。ヒナノは「(勝ち名乗りを受けても)気持ちがフワフワしてました」と話した。

 ヒカリは「中学生のころからレスラーになりたいと思っていて、夢がかないました」と笑顔。

 今後対戦してみたい相手を聞かれ、ラクは「AKBさんがプロレスをやっていたので、対戦してみたい!」と宣言した。

 試合のあとはリング上でデビュー曲「アッパーキック!」を披露。これを見ていたリーダーの古川は「プロレスはすごく頑張っている! でも、歌はまだまだなので、厳しく指導していきたい!」と励ましの言葉を贈った。