演劇カンパニー「アリスインプロジェクト」のガールズ演劇「ゼロヨンヨンの終電車 2018」が10日から都内で上演(新宿村LIVEで14日まで)される。Cherry役の女優・稲葉楓(25)は「この舞台が最後になるので、少しでも印象に残るようにしたい」と引退ステージへ思いを語った。

 稲葉は昨年12月30日、都内で行われた同舞台の制作発表会見に出席。主催者から発言を促されると「3月に引退するので、この舞台が最後になります」と発表。驚く共演者から「結婚するの?」と質問を浴びたが「結婚とか、そういうのじゃなくてごめんなさい。学校に行きます」と新たな進路を明かした。「この舞台で少しでも印象に残せたらいいな、と思います」とラストステージへの意欲を語ると、周囲のキャストは「残そう!残そう!」と同調した。

 同舞台は松本陽一氏(劇団6番シード)が脚本と演出を担当した、新宿を舞台にしたスリルとスピード感あふれる「電撃の100幕劇」。高橋明日香(30)、元SDN48の梅田悠(29)、SUPER☆GiRLS初代リーダーだった八坂沙織(28)らが出演する。