TBS系で30日に放送される「第59回 輝く!日本レコード大賞」で、最優秀新人賞の候補となる新人賞を獲得した演歌歌手の中澤卓也(22)が兄に嫉妬しているという。

「29歳の兄・知也が今年のNHK紅白歌合戦のステージで、特技のけん玉を披露することが決まった。紅白出場を一つの夢に掲げていた卓也ですが、兄が先に“紅白デビュー”を果たすことになりビックリしている」(音楽関係者)

 知也は、紅白に3年連続で出場する“けん玉演歌歌手”こと三山ひろし(37)のステージに出演する予定。

「三山は『男の流儀~けん玉世界記録への道~』を歌うが、このときに123人のけん玉プレーヤーたちをバックに従える。そのなかの一人が知也です」(同)

 知也は、世界中のけん玉達人たちが競うフリースタイルKENDAMA世界大会などにも出場するスゴ腕プレーヤー。新潟・長岡市でストリートカルチャーとしてのけん玉をリードする「SPIKE NIIGATA」を主宰し、けん玉の普及にも努めている。一方の卓也も2015年3月「日本クラウン・新人オーディション」で準グランプリを獲得。今年1月に「青いダイヤモンド」でデビューしたばかり。この度めでたく、日本レコード大賞新人賞に輝いた。

 卓也は「まさか兄に先を越されるとは思いませんでした。同じレーベルの先輩、三山さんと同じステージ。しかも紅白! ビックリすぎて寝耳に水です」とコメント。まさか歌手が目指す夢の舞台を、けん玉プレーヤーの兄に先を越されるとは思いも寄らなかったことだろう。