曜日レギュラーを2017年3月に卒業した「バイキング」(フジテレビ系)で反戦を訴え話題になるなど、テレビではリベラルなイメージが強い個性派女優・渡辺えり(62)。意外にも口グセは「私の人生、日々戦場」で、周囲のスタッフには鬼のように厳しいのだという。

「まぁホント細かくて、日常のあいさつや食べ方に始まり、重箱の隅をつつくような、日々の指摘がすごいんです。周りの人たちには“自分勝手なストレス発散で理不尽なことを言ってる”と取られることもあり、スタッフがどんどん、もう何人も辞めていますよ」とは舞台関係者。

 聞けば17年も、渡辺の大ファンが高じてスタッフになったはずの男性が「えりさんの身勝手な振る舞いに耐え切れず、8キロ痩せて2か月で辞めたそうです。そんなつらい経験をし、逆に彼は『もうどこへ行っても働ける気がする』と自信をつけている」とか。

 前出の舞台関係者は「2度目の更年期?」と同情する。実際に渡辺は13年に女性誌のインタビューで「43歳ごろから、更年期の症状に悩まされるようになりました。すごくイライラして、怒りっぽくなって。夜もなかなか眠れない。被害妄想的になって、すぐに傷ついてしまう。周囲にもずいぶん迷惑をかけていたと思います」と告白している。

 そんな中、渡辺が過去の不義理を根に持ち、共演NGの俳優がいる。近年ドラマや映画、CMに出まくっている個性派俳優・佐藤二朗(48)だ。「かつて、えりさんの主催舞台に起用され、本番直前にドタキャンしたらしいんです。それをいまだに怒っていて、えりさんは佐藤さんの名前を聞くのもイヤみたい。彼女のそういうキツいイメージは、業界的にも広まりつつありますよ」(同)

 渡辺は、全国紙で読者の人生相談を任されている。家族や夫のことを人格否定する勢いでグチる知り合いに悩む女性には、自分の周りにもそういう人がいると明かし「誰かの悪口を言っていないと自分を保てない生きていけないという病気なのです」とバッサリ(16年11月)。それって、もしかして自分のこと!?