“永遠の16歳”松本伊代(52)が22日、都内で行われたアイドルグループ「SUPER☆GiRLS」のデビュー7周年記念ライブにゲスト出演した。

 伊代はメンバーの阿部夢梨(15)とヒット曲「センチメンタルジャーニー」を熱唱。阿部は「まさか伊代さんと歌えるなんて夢にも思わなかった。緊張して思考が止まったけど、いいパフォーマンスができた。ありがとうございました」と大物との共演に、興奮冷めやらぬ様子だった。

 実は阿部の叔母は、伊代が司会を務めた伝説の深夜番組「オールナイトフジ」(フジテレビ系)でオールナイターズだった阿部夏子さんだ。阿部は「叔母さんから伝えてと言われた。今日は祖母も見に来てくれてとても喜んでくれた」と、2代に渡る伊代との縁を喜んだ。

 伊代は夏子さんについて「顔を見たら分かると思う」と懐かしむと「新しい振り付けで新鮮だった。勉強になった。マネしてみたい。世代が違いすぎて娘のようでかわいい。私も若くなってスパガに入りたい。年齢制限ありますよね?」とジョークを交えてコメントした。

 親子というより姉妹に見えるほどの若々しさを保つ伊代は「26歳くらいの時、アイドルをやめて結婚したくてしょうがなかった。いろいろあるけど楽しんでやることが大事。今思うといろんな人に出会えて素晴らしい時間だった。特に同期の仲間と楽屋で過ごすのが楽しかった。会社からは『お金の話はするな』とだけ言われていた」と、当時を振り返った。

 そして「女として一番魅力的な時に恋愛できないのは大変。結婚? できるよ。私は23歳でヒロミさん(52=タレント)と出会った。皆さんはまだ若くてピチピチだから心配ない」と、アイドル戦国時代を生き抜くメンバーにアドバイスを送った。

 ところで、伊代といえば今年1月、親友の早見優(51)と京都府でテレビ番組のロケ中、線路に立ち入って写真を撮影してSNSにアップし、騒動を起こした。その後に鉄道営業法違反容疑で書類送検され、3月21日に起訴猶予処分となった。

 伊代は「今年はいろいろあったけど、来年はいい年になるように頑張る。センチメンタルジャーニーは、どんどん歌い継でいってもらいたい。私も歌う」と抱負を語った。