パンダの赤ちゃん公開 親子ショットに歓声「スター性がある」

2017年12月19日 13時25分

入園時間を待つ大勢の人

 ジャイアントパンダの赤ちゃん「シャンシャン」の一般公開が19日、上野動物園で始まった。事前の抽選に当たった400組(最大2000人)がかわいい赤ちゃんパンダと対面した。

 記念すべき1番グループ(午前9時45分の回)の1番目に見学したのは愛知県の4人家族。妻(38)が抽選を当てた郵便局員の男性(39)は「特に理由は言わずに有給を申請した。パンダのお菓子を買って職場に配る」と話す。局員の父親(65)も「会社には体調が悪いと言って休んだ。今はピンピンしてます。あ、シャンシャンしてます」とジョーク交じりに話した。シャンシャンは木に登って後ろを向いていたという。

 時間帯によって、見られる姿は変わる。午前10時15分の回に並んだ茨城県の3人家族は「お母さん(シンシン)がシャンシャンの首をくわえて歩いてたり、一緒にジャレて遊んでいました。親子ツーショットが見られてうれしいです」(母親=36)。幼稚園に通う娘(6)も「ちっちゃくて白と黒でかわいかった」と喜んでいた。世田谷区から来た女性(38)は「4歳の息子は朝が苦手なのに、今朝は『シャンシャン』って言ったら飛び起きました。魔法の言葉です」と息子の手を取って笑顔。パンダの赤ちゃんは一日の大部分を寝て過ごすが、「本番でちゃんと起きてくれるサービス精神はさすが。スター性がある」と関係者をも喜ばせた。

 埼玉県のパート女性(42)は1人で来園した。「ダンナは仕事。高校生の長男は反抗期で『メシ、金』しか言わなくてパンダどころじゃない。小6の次男に学校休ませようとしたけど『いつも勉強しなさいっていうのに、ズル休みできない』って立派なことを言ってました。いい子に育ってくれました(笑い)。年末ジャンボ宝くじも買ったのに、こんなところで運を使っていいのかしら。10億円当たったらパンダも買えるのに」と話した。