俳優の松坂桃李(29)、斎藤工(36)、古田新太(52)、モデルで歌手の三戸なつめ(27)が18日、都内で行われた映画「パディントン2」(来年1月19日公開)の日本語吹き替え版完成披露試写会に出席した。

 ペルーのジャングルから英国・ロンドンへやって来たクマ「パディントン」が、ブラウン一家と出会い、家族になっていく児童小説の物語を実写映画化したもの。2016年に日本公開された1作目の続編で、松坂、古田、三戸は第1作から、斎藤は今回から吹き替えを担当した。

 パディントンを担当した松坂は「世間ではパンダのシャンシャンがはやっていますが…クマのパディントンも話題になると思う」と冗談交じりにあいさつした。

 パディントンは劇中で、世界に一冊しかない本を買うためにバイトに初挑戦し、おばあちゃんの100歳の誕生日に贈る。斎藤は「バイトのシーンが良かったですね。バイトするなら僕にぜひ聞いてほしい。ぴったりのバイトを探します」と自ら出演するCMに絡めると、続けて「体毛を生かしたやつがいい。ぬるぬるプロレスとか」と提案した。これに古田は「工くん、洗車のバイトはどうかな?」とモップ起用案で対抗し、会場を笑わせた。

 また、MCからクリスマスにプレゼントしたいものを聞かれると、古田は「miumiu(ミュウミュウ)の財布ですね」と回答。斎藤は「これから伸びそうな企業の株をあげたい。(もらった後も楽しめる)2層のドキドキですね」と答え、笑いを誘った。