フォークデュオ「ゆず」の北川悠仁(40)が17日、都内で行われた「屋久島の魅力発見 世界自然遺産屋久島満喫プロジェクト」トークショーにスペシャルゲストとして登場した。

 北川は、エクササイズの「ゲッタマン体操」で知られる屋久島出身のGETTAMAN(ゲッタマン)がホストのトークショーに登場。新曲「カナリア」(6月発売)のミュージックビデオ(MV)を撮影した屋久島でのエピソードをこう明かした。

「屋久島で撮影するのに一番気を付けたのは、自然を傷つけないこと。こけとかも踏まないように、屋久島にご迷惑を掛けないように気を付けました。こけむしたこの場所は、世界のどこを探しても本当にない場所です」

 MV撮影にはGETTAMANも参加したといい、日に焼けた黒い肌に北川は「(西欧料理老舗)たいめいけんの茂出木(浩司)シェフかと思いました。朝5時からハイテンションですごかった」と笑わせた。

 北川は「屋久島は自然の厳しさを教えてくれるところです」と、自分を見つめ直す場所だという。最後は「1、2、3、屋久島!」と締めくくった。

 北川とGETTAMANという一見、意外な組み合わせだが、実は「GETTAMANは北川さんの“コンディショニングコーチ”みたいな存在。付き合いは10年近くで、北川さんがベストアクトできるように指導しているんです」と明かすのはテレビ局関係者。週1回のペースで会うほどの仲なのだ。

 トークショーで北川は「瞬発力やひらめきでやっていた時期もあったが、物事は積み重ねが大事で、今できなくてもできる時期が来る。自分の体の弱いところ、強いところを知ることが大事。10年後も同じパフォーマンスができるようにしたい」と話していた。GETTAMANと屋久島がゆずのパフォーマンスを支えているようだ。