テレビ朝日系オーディション番組「ラストアイドル」(土曜深夜0時5分)発の女性7人組ユニット「ラストアイドル」の最終メンバーが16日深夜放送の同番組で、決定した。

 同番組は秋元康氏(59)が総合プロデュースを務め、オーディションで選ばれた7人の暫定メンバーが毎回、挑戦者と入れ替えバトルを実施。最終的に勝ち残った7人がデビュー。16日の放送で、最年少メンバー・大石夏摘(おおいし・なつみ=13)が挑戦者に勝利し、「ラストアイドル」としてデビューする13歳から21歳の7人が正式決定した。8月12日の初回放送から約4か月に及ぶ戦いを勝ち抜いたメンバーは、同番組で20日発売のデビューシングル「バンドワゴン」を熱唱した。

 センターの阿部菜々実(あべ・ななみ=15)が「私たちは日本一のトップアイドルを目指しています。日本を代表するアイドルといえば、『ラストアイドル』と言われるように、この7人で頑張っていきます」と宣言すれば、最年長の吉崎綾(よしざき・あや=21)は「勝たせていただいた以上は『この人こそラストアイドル』と思ってもらえるよう、努力していきたい」と意気込んだ。

 アイドル誌編集者は「『ラストアイドル』という名前から、メディアで“究極のアイドルグループ”といった形容詞が付いて紹介されることも多い。さらに、番組の落選者で姉妹ユニットも結成され、選ばれた7人にとっては、重圧を感じながらのデビューになるでしょう」と指摘する。

 落選者で結成された、5人組「Good Tears」、3人組「シュークリームロケッツ」、6人組「Someday Somewhere」、5人組「Love Cocchi」ともに、“ラストアイドルファミリー”として活動していくことが決定。勝ち抜いた7人にとっては「負けるわけにはいかない!」と気合が入るのは当然だ。果たして、究極のアイドルとして認められる活躍ができるか注目だ。