まだまだ続くセクハラ告発 D・ホフマン“わいせつ”の中身

2017年12月16日 16時30分

追及されているD・ホフマン(ロイター)

 米超大物プロデューサー、ハーベイ・ワインスタイン氏(65)の数十年にわたるセクハラ行為が明らかになって以来、ハリウッドでは、過去に不適切な性的行為があったとして著名人が次から次へと“血祭り”に上げられている。その追及の新たなターゲットが、米アカデミー賞主演男優賞を2度受賞したダスティン・ホフマン(80)だ。

 ホフマンといえば「卒業」「真夜中のカーボーイ」「クレイマー、クレイマー」「レインマン」など数々の名作で主演するなど、20世紀を代表するハリウッド俳優。そのホフマンに3人の女性がセクハラ行為や性的暴行を受けたとして今週、米芸能誌「バラエティー」に衝撃告白した。

 うち1人はホフマンの娘の友人で現在は脚本家として活動する女性コリー・トーマスさん(53)。証言によると、16歳の高校生だった1980年、ホフマンは自分の娘とコリー2人を食事に連れて行った帰り、ホフマンのニューヨークの自宅に寄った。母親が迎えにくるのを待つためだった。コリーが部屋で1人で待っていると、シャワーを浴びたホフマンは腰にタオルを巻いただけの姿で現れ、タオルを取って性器を露出させたという。

「まだ男性の裸を見たことのない自分は卒倒しそうになった。どうしていいか分からなかった」と振り返った。その後、ホフマンはバスローブを着て、コリーにマッサージを要求したという。

 コリーによると、恐怖のあまり拒否できなかったため、ホフマンの足をマッサージしていると、今度は「オレの裸が見たい?」と迫ってきた。ちょうど、母親が迎えに来たため、それ以上の難は逃れたと話した。

 また、87年、映画「イシュタール」の撮影時、別の女性2人がホフマンから性的暴行を受けたと主張。1人は同作品の歌の収録のためスタジオ入りした際、ホフマンに抱きつかれたり、下半身を触られたりしたと証言。

 もう1人は撮影で乗り合わせた車の後部座席で局部に指を挿入されたと訴えた。女性はその日の夜、ホフマンとセックスしたことを認めたが、車内での出来事は「合意の上ではなかった」と強調した。

 3人の証言について、ホフマンはコメントを控えているが、弁護士は「虚偽発言による名誉毀損」だとして完全否定している。