厳戒態勢で覚醒剤逮捕初公判 清水良太郎被告を待つ“お礼参り”の恐怖

2017年12月16日 16時30分

清水良太郎被告

 10月に覚醒剤取締法違反容疑で逮捕された、ものまねタレント清水アキラ(63)の三男で元俳優の清水良太郎被告(29)の初公判が15日、東京地裁で開かれ、懲役1年6月が求刑されて即日結審した。

 起訴状によると10月10日、東京・池袋のホテルで覚醒剤を吸引し、初対面のデリヘル嬢にも口移しで吸引させた。デリヘル嬢の通報で駆けつけた目白署員から任意同行を求められ、尿から覚醒剤反応が検出されて逮捕された。

 スーツ姿で出廷した良太郎被告は「間違いないです」と起訴事実を認めた。保釈請求をしたが、父・アキラら家族が心を鬼にして保釈金を納付せず、初公判までシャバに出られなかった被告。さぞゲッソリしているかと思いきや、スーツの上からも背筋が隆起しているのが分かるほどの“細マッチョ体形”だった。

 闇カジノ店への出入り報道で謹慎していた5月下旬、知人から覚醒剤を勧められ「最初はもらっていたが、途中からは購入するように」なり、月に7回ほど使用するヘビーユーザーに。「芸能界で歌をつくる方が(薬物を)使っているという噂も聞いていて、私も作詞作曲するので興味はありました」とさらっと“芸能界の薬物汚染”にも言及した。

 裁判が開かれたのは429号法廷。傍聴人は手荷物を預け、金属探知機による身体検査をパスしなければ入廷できない警備法廷だ。被告人が暴力団組員や半グレ集団の関係者など“返り討ち”の危険性がある場合に使用されることが多い。

 捜査関係者は「良太郎被告はブツを流していた知人はもちろん、周辺人脈なども“うたった”といわれる。薬物との関係を絶つために『電話番号を変え、交友関係を見直す。妻や父、兄に検査キットを持ってもらい、家族の見える範囲内で行動する』と証言したが“お礼参り”の恐怖からもそうせざるを得ないでしょう」と指摘した。判決は22日に言い渡される。