ひとコマ漫画「サラリーマン山崎シゲル」のコラボレーションカフェの内覧会が13日、東京・渋谷区の「原宿AMO CAFE」で行われた。

 この漫画は、とある会社のサラリーマン・山崎シゲルが、心の広い部長を相手に常軌を逸した奇行の数々を繰り広げる異常な日常をシュールなひとコマで描くもの。作者はお笑い芸人の田中光(35)。もともとは大阪の吉本興業に所属していたが、東京に進出して現在はグレープカンパニーに所属している。

 ひとコマ漫画について田中は「吉本を辞めてから舞台に立つ回数がめっきり減ったので『僕たちはこういう活動をしているんだよ』『面白いよ』というのをPRしたくて始めた」という。

 2013年に漫画を描き始めた時は、ツイッターやブログで発信していた。すると女優・二階堂ふみ(23)がリツイートしたことで、飛躍的にフォロワーが増えたという。「リツイートした翌日から、1日で1万人ずつフォロワーが増えていった」

 こうして話題となり、翌年から書籍化された「サラリーマン山崎シゲル」はシリーズ累計23万部に達した。ただ、まだ二階堂に会ったことがないそうで「一度お会いしたい。本当に助けてもらいました」と感謝しきりだった。

 このコラボカフェは15日から来年1月31日まで、同所でオープンする予定(水曜定休)。