フジテレビ系朝の情報番組「とくダネ!」(月~金曜午前8時」のキャスター・小倉智昭(70)が13日の同番組で、自身選定の「今年の漢字」は「凶」であることを明らかにした。

 年末恒例の「今年の漢字」(日本漢字能力検定協会)が12日に「北」と発表されたことに関連して、「とくダネ!」では小倉と梅津弥英子アナウンサー(39)、海老原優香アナ(23)、気象予報士の天達武史氏(42)のレギュラー陣が、それぞれ自身の「今年の漢字」をボードを掲げた。

 梅津アナが「丸」、海老原アナは「機」、天達氏は「氣」と漢字を披露した中、ひときわ異彩を放った「凶」。コメントを促された小倉は「今年は本当にいいことがなくて、まず体もね、いろんな病気をしましたし、番組で占いをやると『凶』ばかり。本当に『凶』ばかり」とこぼした。

「番組もちょっと『凶』かな」と付け加えた小倉に、梅津アナは「え~、どうしてそんなことを…」。小倉は「だから来年はいい年になるしかないでしょう。今年はどん底でしたから。どん底でしたね」と「どん底」を繰り返した。

 1日の放送では、前日に腰に痛みを感じてブロック注射を打ってもらったことを明かした小倉。今回は、「凶」との決別を誓ったかのような強い口調でこの一文字への思いを語っていた。