竹下景子 食糧支援の大切さ訴える「若い人たちに目を向けてほしい」

2017年12月11日 19時34分

竹下景子

 女優の竹下景子(64)が11日、都内で行われた国連の食糧支援機関「ワールド・フード・プログラム(WFP)」のトークイベント「紛争と飢餓~スーダンと支援の現場から~」に出席した。

 竹下は2010年に国連WFP協会の親善大使に就任。これまでセネガルやフィリピン、スリランカの視察を行ってきた。この日は10月に視察した難民キャンプ場の様子などについて、国連WFPのデイビッド・ビーズリー事務局長と意見を交わした。

 竹下が訪れたスーダンの難民キャンプ場には、南スーダンから国難のため逃れてきた人々がいたという。「スーダンには難民が押し寄せる複合的な要因があり、実際の支援の現場は大変だなと思った。現地にいる皆さんが自立できるまで、長い目で見届けたい」

 スーダンの北コルドファン州では2か所の学校給食支援を視察し「ここでの学校給食は1日たった30円(の支援でまかなえる)。皆ニコニコしていた」という。続けて「私も戦後の学校給食で脱脂粉乳を飲んで育った。それが国連からの支援物資だと知り、恩返しの気持ちを持った」と語り、これが活動に関心を持つきっかけの一つになったという。

 最後に「この地球で起こっていることを、特に若い人たちに目を向けてほしい。知ることで自分が何ができるかが見えてくる」とメッセージを送った。