「仮面女子」の猪狩ともか(26)が10日、東京・秋葉原の仮面女子カフェで生誕祭を行い「始球式のリベンジ」を誓った。

 プロ野球・西武ライオンズのファンとあって、生誕祭のテーマを「野球」に設定。スタメン発表がアナウンスされると、ユニホーム姿のメンバーがサインボールを投げながらステージに登場した。ライブは「夏だね☆ライオンズ特別バージョン」でスタート。7曲目は「ラッキー7 吠えろライオンズ」をメンバー全員で踊った。

 今年2月、仮面女子に昇格した猪狩は9月8日、メットライフドームで行われた西武戦の始球式に登板。憧れのサブマリン・牧田和久投手(33)の直接指導を受け“アンダースロー”で挑み、夢だったマウンドでの大役を果たした。その縁でライブの途中に西武のマスコット、レオとライナがスクリーンに登場。ボードを手にし「猪狩ともかさん おたんじょうびおめでとう つぎのものまね しきゅうしき きたいしてます」と祝福メッセージを送った。

 場内にお立ち台を設置し、ヒーローインタビュー形式で最後のあいさつを行った猪狩は「仮面女子の新人王」「生涯実家」などと書かれたボードに囲まれた中で「候補生として3年やってきて4回目の組閣でやっと昇格できました。3回目にダメだったときは、全てを投げ出してしまおうかと考えたこともあったけど、メンバーやファンの方から多く声をかけていただいて、続けることができました。諦めなくてよかった」と振り返った。

 そして「次の夢をよく聞かれますが、この場で発表したいと思います。それは、テレビ埼玉で放送されている西武ライオンズの情報番組『LIONS CHANNEL』(ライオンズチャンネル)のMCを務めることです」と宣言。「埼玉出身だし、なにより大好きな西武ライオンズに関わりたい。選手の良さを引き出すためにトーク力を磨きたい」と明かした。

「ライオンズ番組のMC」という大きな夢に向かって突き進むことを誓った猪狩はさらに「始球式でボールが届かなかったので、もう一度始球式をしてリベンジしたい」と語った。