日本フェンシング協会会長で北京・ロンドン五輪銀メダリストの太田雄貴氏(32)と結婚したTBSの笹川友里アナウンサー(27)に、将来の大役を任される可能性が浮上した。現在は情報番組やバラエティー番組を担当することが多い笹川アナだが、TBS局内では早くも「2020年東京五輪キャスター当確」と言われている。果たして“夫婦キャスター”の実現なるか!?

 1日に結婚を発表した笹川アナは翌2日、レギュラー番組である「王様のブランチ」で生報告。さらに3日には、パーソナリティーを務めるTBSラジオ「笹川友里プレシャスサンデー」でも改めて報告。「お仕事はバリバリと続けていこうと思いますので、どうぞこれからもごひいきにというか、応援をしていただけたらな、と思っております」とあいさつした。7日にも、木曜レギュラーの早朝番組「はやドキ!」で「浮かれずにしっかりやっていきます」と語った。

 これまでは女子アナが結婚したら一線から退くことが多かったが、今はもうそんな時代ではない。笹川アナが言うように、今後も「バリバリと」仕事をすることになりそうだ。

「もともとAD出身という経歴の持ち主だけあって、とにかく現場スタッフへの気遣いは抜群。スタッフからの人気は局内一と言っていいほど。TBSのエースと言われていた吉田明世アナが妊娠を発表し、来春以降に出産を控えているという事情もあり、ここにきて各番組から笹川アナへの指名が増え始めている」(TBS関係者)

 現在は「王様のブランチ」「ひるおび!」などの情報番組のほか、バラエティー番組への出演が多いが、この結婚を機にいよいよスポーツ番組への進出も見込まれているという。

「夫が五輪メダリストということを生かさない手はない、と上層部は考えているようだ。笹川アナ自身も高校時代はチアリーディング、大学時代はゴルフに打ち込むなど、スポーツは大好き。今後、スポーツ番組も担当する可能性は高いだろうね」(同)

 その先に見えるのは、3年後に控えた東京五輪のキャスターだ。各局のアナウンサーにとって五輪、とりわけ自国開催である五輪の番組キャスターは、非常に名誉あるポジション。一時フリー転身がささやかれた日本テレビの水卜麻美アナも「東京五輪キャスターを務めたい」希望があるため残留を選んだという話も飛び交った。

 別のTBS関係者は「結婚相手が五輪メダリストというのは、笹川アナにとって大きなアドバンテージ。局内では『東京五輪は笹川で決まり!』という声も上がってますよ。それこそ太田さんを番組に呼んで、夫婦共演となれば大きな話題となるでしょうね」と言う。

 太田氏との結婚を機に、笹川アナはますます活躍のフィールドを広げていきそうだ。