俳優の岸谷五朗(53)と寺脇康文(55)、三浦春馬(27)が1日、東京・日本武道館で行われたエイズ知識啓発チャリティーイベント「AAA(アクト・アゲインスト・エイズ)2017『THE VARIETY 25』」に出演した。

 同イベントは岸谷の呼びかけで1993年に代々木第一体育館で開催されてから今年で25回目。イベント前の取材に応じた岸谷は「チャリティーというのは続けるのが大事。目に見えて分かることを続けてきてラオスに病院が建ち、エイズに苦しむ子どもを助けることができている」と語った。寺脇は「できる範囲で、できることをやるのが大事。僕らにはショーができるし、それを子供たちに見せたい」、三浦は「今年もラオスに視察へ行き、病院にいる子供たちを目の前にした。少しでも皆さんの頑張りを広められたら」と意気込んだ。

 イベントで3人はシンガー・ソングライターのピコ太郎に扮して登場。“本家”ピコ太郎と4人で「PPAP」ドラマスペシャルバージョンを披露。ピコ太郎が歌い、3人は踊りながらコントを展開するもので、4人の息の合ったパフォーマンスに、約9000人の観客は爆笑の連続となった。

 岸谷は「ピコ太郎さんがトランプ大統領に会った次の日に、電話で出演をお願いした」と説明。「ピコ五朗」になった岸谷を見たピコ太郎は「似すぎ、相当似ている!」と大絶賛した。

 この日は西川貴教(47)、大黒摩季(47)ら19組26人のゲストが登場。西川の楽曲「WHITE BREATH」や「HOT LIMIT」などを含む、全28曲を熱唱。千葉県船橋市の非公認キャラクター・ふなっしーもゲスト出演した。