女優・波瑠(26)が29日、都内で行われた「第46回ベストドレッサー賞」授賞式に出席した。

 長い歴史を持つ同賞に「自分のクオリティーを保つことを意識し、シンプルで自然体のベストドレッサー」との理由で、芸能部門から選出された波瑠は「ウールマーク賞」もダブル受賞した。

「自分の体に合わせて作っていただきました」とオーダーメードのワンピース姿で登壇した波瑠は「すごくうれしいです。光栄です。レッドカーペッドを歩くときはふわふわしていました」と喜びを語った。

 普段の装いは「大した格好していない。現場で衣装に着替えるので、脱ぎ着しやすくて、着替えやすいものを着ています。ネットで買い物をしてます」。「自然体」がモットーで「買い物していても全然気づかれない。騒がれないです」とも。また、なりたい大人について聞かれると「つまらないよりは面白い方が大人はかっこいい。いろんな面を持っていたいです。お芝居もありきたりなキャラクターでなく、チャレンジしていきたい」と誓った。

 そんな波瑠が、女優として一番大切にしていることを、人気将棋漫画「3月のライオン」から学んだようだと話すのはテレビ局関係者だ。アニメ、実写映画化もされた人気漫画から何を学んだのか?

「『3月のライオン』の中に『自分で自分をメンテナンスできる人間しか、どのみち先に進めなくなるんだよ』というセリフがある。これに波瑠さんは『やっぱり健康が一番大事なんだ!』と心を動かされたそうです」(同関係者)

 波瑠がモットーとする「自然体」も、対局に臨む棋士の心構えと似ている。波瑠がトップ女優に居続けられる秘密も、将棋にあるのかもしれない。