本紙でコラムを連載中の元AKB48の田名部生来(24)、コメディアンの関根勤(64)、伝説的アニメ歌手の水木一郎(69)が29日、都内で特番「これを観れば10倍楽しめるZ!」の収録を行った。

 田名部は昭和アニメの大ファン。「両親が男の子を期待して私が生まれた。だから、リカちゃん人形より、ズボンをはかせて、田んぼを駆け回れと言われて育った。物心ついたときには超合金ロボットがベッドの横に置かれていた。痛い両親に育てられ、アニキ(水木)のアニソンにハマった」と語った。

 12月2日は誕生日。その後にはクリスマスという一大イベントも控えている。卒業で“恋愛解禁”となっただけに注目されるが「2日はありがたいことに九州でボートレースの営業が入っている。恋愛していいはずなのに何も出会いがなく、相手はいない。誰かいい人いませんかね?」と異性にはまるで縁がないようだ。

 田名部が愛してやまない水木アニキは、ミニライブでアニソンを熱唱し「マジンガーZはいまだに新鮮に歌える。魂をぶつけられる曲。外国では英語で歌おうと思っても、日本語で歌うように求められる。アニメファンは日本語をしゃべる人が多く、ありがたい時代になった」とコメントした。

 その水木アニキといえばコサキンファミリーで有名。関根は「僕はハレンチ学園を見ていて、永井豪さんの大ファンだった。マジンガーZは人が乗り込んで操縦し、合体もする。画期的で男の子の夢だった。曲も好きで、僕が初めて買ったレコードが水木さんのマジンガーZだった」と話した。

 CS放送アニマックスでは「劇場版マジンガーZ/INFINITY」(来年1月13日公開)の公開を記念し、特番「これを観れば10倍楽しめるZ!」とともにマジンガーZを一挙12話放送(1月6日深夜0時)。キッズステーションでは同番組とともにグレートマジンガーを12話放送する(1月13日午後11時)。