女優・小芝風花(20)が27日、大阪市の関西テレビで「新・ミナミの帝王 ニンベンの女」(来年1月13日午後3時=関西ローカル)の取材会を行った。

 小芝は今年20歳になり、飲酒が解禁。母親と自宅近くの居酒屋に飲みに行くことも多いそうで「お店の常連さんと仲良くなって『風花、俺がおごったる』とごちそうしてくれるんです」とうれしそうに明かした。

 母方の血筋は酒に強いというが「おうちに帰ってすぐに寝ちゃったんですけど、次の日に母が『アンタ、いつになったらご飯作ってくれんの?』って言うんです。何も覚えてなくて聞いてみたら『明日、おいしいご飯作ったるから任しとき!』って言ってたみたいで、初めて記憶を飛ばしました。おうちの中でよかったんですけど、恐怖でした」と酒の失敗談も披露した。

 また、小芝は小学3年から中学2年までフィギュアスケートを習っており「小さい時に一緒にリンクで戦ってきた同年代のスケート選手が、大きくなって活躍してて感動します。ヒザの上に座ってた子がテレビに映ってるのがすごい不思議。それくらい年齢を重ねてるんだな」としみじみ語った。

 お笑い芸人・千原ジュニア(43)演じる大阪ミナミの金貸し・萬田銀次郎を描いた同ドラマで、小芝が演じるのは22歳の若き偽造屋・矢倉紅。偽造書類で架空の土地売買をでっち上げる〝地面師〟に復讐しようと息巻く銀次郎の舎弟・坂上竜一に協力する。

 これまで明るい役が多かったといい「人をにらむのに慣れてないので、みけんが痛くなっちゃって、カットがかかるたびにマッサージしてました」と苦笑い。

 見どころについては「東京五輪も近づいて、こういう(地面師の)詐欺も増えていくと思うんです。『こういう詐欺があるんだ』という知識を、ドラマを通して楽しく知ってくれるとうれしい」と意気込んだ。