年内でのAKB48卒業が決まっている“まゆゆ”こと渡辺麻友(23)が19日、千葉・よしもと幕張イオンモール劇場で行われたラジオ番組「bayfm MEETS AKB48 12th Stage ~君がしてくれたこと~」(23日、午後7時放送)の公開録音に同期生の柏木由紀(26)、総監督の横山由依(24)らとともに参加した。

 10月31日に卒業コンサートを行ったまゆゆは「本当にもう、幸せすぎるくらい幸せでした。これから先、生きていってもあれほど幸せなことはないと思うし、あのステージからの景色を忘れることはありません」とファンに感謝。

 卒コンでは1曲目の「初日」から感極まって涙していたが、当時を振り返り「まさか1曲目から泣くとは想定外でビックリ。グッと堪えようとしたんだけど、結果、声が出なくなっちゃって、歌がヘタな人みたいになってると思いながら歌ってました」と、AKB48在籍11年間の集大成となったステージで抱いていた意外な心境を明かした。

 まゆゆと同じ3期生の柏木は、「まゆゆは私にだけ卒業することを教えてくれていた」と明かしたうえで、「同期がみんないなくなって1人になるので寂しい。特にまゆゆはムードメーカーだったので…」と率直な心境を吐露した。

 ただまゆゆについてはメンバーから、「卒コンの前日は緊張のため“完徹”していたのでは?」という疑惑が浮上。まゆゆは「若干寝たよ」と反論したが、メンバーはしつこく「(完徹して)どうしてニキビができないの?」と追及。これに対してもまゆゆは「あまりできないけど少しはできる」と明かした。

 清純派でアイドルの王道を歩んだまゆゆは、“アイドルサイボーグ”と呼ばれた過去がある。ファンが思い描く完璧なアイドルを演じてきたが、卒業を目前に控えても、その姿勢は全く変わらないようだ。