世界的人気スーパーモデル、ミランダ・カー(34)の第2子妊娠が分かった。前夫の人気英俳優オーランド・ブルーム(40)との間にもうけた息子フリン君(6)に続いて2人目。5月に再婚した米実業家エヴァン・シュピーゲル氏(27)との間の初ベビーとなる。

 ミランダの代理人は16日未明(米時間15日)、米娯楽誌「ピープル」に「ミランダ、エヴァン、フリンは、新しい家族の一員を迎えるのを楽しみにしている」と声明を発表。それを日本では16日早朝、ファッション系ニュースサイト「エル・オンライン」が速報した。

 まだ婚約中だった昨秋、ミランダは英高級紙「デーリー・テレグラフ」のインタビューで「子供は1人だけでもとても満足してるわ。でも、もっと持つという可能性にも、もちろん前向き」と答えている。なんでも、「友達は兄弟や姉妹がいるけど、ボクもいつか弟か妹ができるかな」とよく言うフリン君に、「もしかしたらね」と当時は言い聞かせていたとか。
 再婚相手がとんでもない億万長者だけに、ミランダの第2子妊娠はこれまで、海外メディアの格好ネタだった。

 婚約段階だった今年2月にも、以前よりポチャッとしていたことから妊娠説が流れたが、このときは違った。確かに4月、広告塔を務める下着ブランドのプロモーションで訪韓した際も、おなか回りがムチッとしていて、関係者の間では「幸せ太りだ」と話題に(本紙既報)。ミランダに近い米芸能関係者は「6月には『2人目をつくろうと頑張っている』という報道もあったが、確かにミランダとエヴァンは子づくりに何度もトライしていたと聞いている」という。

 さらに「ミランダは今や、モデルとしてというよりスーパーセレブとして人気。若い女性のインフルエンサー(人々の消費行動に強い影響を与える人物)としてすごい。ウエディング準備の様子を撮ったインスタ動画で紹介した、自身がプロデュースするオーガニックスキンケアブランドのノニオイル(ノニの実の種子から抽出したオイル)は今や大人気。そのブランドが中国にも進出したと、彼女は最近のインスタ動画で報告している」と続けた。

 ミランダは日本でも「マルコメ」や「たかの友梨ビューティークリニック」、サントリー「黒烏龍茶」、「サマンサタバサ」の広告に出演している。クライアントは対応に追われそうだが、関係者によれば「引退はしなさそうだよ。本人的には、モデル活動ですでに縁のあるところとは、自分のできる限り関係を続けたい意向」とのこと。

 同関係者は早くも出産後の青写真まで描いている。「妊娠したセレブがよく撮るマタニティーヌードは多分やらないだろうね。エヴァンはユダヤ系で両親が厳しいから。出産後は元の体形に戻すまで最低3週間は必要だけど、一流ファッション誌と組んで、1か月以内には撮影の仕事を入れると思う。2人目を産んでも、まだモデルの仕事はできるといういいアピールになるから。本格的な仕事復帰は来夏だろうね」

 いずれにせよ元気な“ビリオンダラー・ベイビー”を産んでもらいたい。