今井雅之 人質事件に持論展開「9条改正する時期」

2013年01月22日 12時12分

 建設プラント大手「日揮」の日本人駐在員7人らの死亡が確認される最悪の結末をみたアルジェリアの人質事件。これを歯がゆい思いで見ていた一人が元自衛官で俳優の今井雅之(51)だ。今井は21日、東京・新宿紀伊國屋サザンシアターで行われた主演・脚本・演出を務める舞台「THE WINDS OF GOD」(22日初日)のゲネプロに登場。本紙の独占直撃に「すべての問題は憲法9条に行き着く」と指摘したうえで、早急に自主憲法と軍隊の確立を訴えた。

 


「憲法には政府が日本人の生命、安全を守ると書いてあるのに、それができない。これは明確な憲法違反ですよ」


 もちろん、日本政府ができることに限りがあるのは百も承知。それでも、政府の手足を縛っているのは憲法9条だと今井は断言する。

 

「これがあるから人質を取られても自衛隊を派遣できないし敵地攻撃もできない。しかも、自衛隊は(事実上)アメリカの指揮権に入っているので、勝手な動きはできません。憲法9条を改正する時期に来ているのではないでしょうか。軍事力があれば発言力も出てきますからね」


 軍事的に独立したとしても、今回の人質事件を平和裏に解決できたわけではないが、外交的な選択肢が増えていたのは間違いない。少なくとも、すべて終わった後に、最悪の結果を告げられるという、ふがいなさは避けられた可能性はある。


 今回の事件に限らず、中国による尖閣諸島の領海侵犯問題も、北朝鮮によるミサイル発射問題も「問題の本質はすべて同じ」と今井は言う。


「9条がある限り、どうすることもできないんです。ミサイルも落ちてからでないと動けない。やはり自分の国は自分で守らないといけない。他国に頼るのではなく、軍事的に独立すべきなんです」


 改めて突きつけられた日本の安全保障問題。海外進出する企業が増える中、こうした危機感を抱いているのは今井だけではないはずだ。