「ドクターX」脇役も破格ギャラ 制作費1話1億円超も黒字

2017年11月10日 11時00分

米倉涼子

 女優・米倉涼子(42)が主演を務め、シーズン5を迎えたドラマ「ドクターⅩ~外科医・大門未知子~」(テレビ朝日系、木曜午後9時)がぶっちぎりの独走中だ。今クール民放ドラマトップの視聴率で飛ばしまくり、CMスポンサー希望が殺到し、早くも続編の可能性が出ている。快進撃の要因として、共演陣の豪華さが指摘されているが、それもそのはず、ウハウハなギャラ(推定)が判明した。

 今クールの「ドクターX」は10月12日放送の初回から視聴率20・9%、第2話19・6%、第3話19・0%、プロ野球日本シリーズの裏となった第4話でも19・1%と、民放ドラマトップをひた走っている。

「視聴率が取れない時代にこの数字を叩き出しているのはすごい。今やテレ朝の木曜午後9時枠のCMスポンサーは、3年先の予約を入れているほどとも言われています。もちろん、3年先まで『ドクターX』が放送されているか、何の確証もないのにですよ」(芸能プロ関係者)

 それにしてもなぜ「ドクターⅩ」ばかりがここまで視聴者の支持を手厚く集めるのか。数々のドラマをヒットさせてきたドラマプロデューサーがその謎をこう語る。

「もちろんヒロインが米倉だということと、『私、失敗しないので』といったシンプルでインパクトのある決めぜりふ、さらに役柄の魅力であることは間違いありません。ただ、それ以上に視聴者をひきつけてやまない芸達者な共演者が多数、出演していることが視聴率を引き上げているんです」

 シーズン5には岸部一徳(70)、西田敏行(70)、遠藤憲一(56)らおなじみのキャストに加え、今作初レギュラーとなる草刈正雄(65)、陣内孝則(59)、野村周平(23)、永山絢斗(28)らが加わった。

「他局なら、ドラマの主演ができそうなメンツが顔を揃えています。実にうらやましい限り。そもそも、あれだけの役者を揃えるにはスケジュール調整もハンパではない」(他局編成関係者)

 それを可能にしたのが、顔ぶれに見合う出演料だという。本紙で既報した通り、主役の米倉のギャラはシーズンを重ねるごとに急騰。「シーズン4では1話当たり500万円程度だったのが、今回は800万~1000万円にまで跳ね上がったと言われる。他局から『テレ朝のせいで、これじゃ、オファーできない』と恨み節が上がっている状態」(テレビ関係者)

 脇を固める豪華キャストの情報も漏れ伝わってきた。

「西田敏行と岸部一徳が250万円、草刈が200万円、遠藤と陣内が180万円と言われています。『ドクターX』では他局のおよそ倍のギャラを支払っているから、主役の米倉に合わせたスケジュールでの撮影が成立したのです」とは制作関係者。金額はもちろん推定だが、ほぼこの額に狂いはないとも。

 その結果、シーズン5の1本当たりの制作費は1話1億円を超えてしまったという。

「1億円超えとなれば、NHK大河ドラマと同じ規模ですよ。ところが、テレ朝は十二分に元を取ることができると余裕なんです。キー局としてのイメージが大幅アップすることに加え、有料チャンネルなどの課金やCM単価の大幅アップで、結果は黒字になるという計算。この時代に視聴率20%を狙えるドラマなどないですからね。まさに『ドクターX』はドル箱コンテンツ。早くもシーズン6の来秋放送が局内で決まったとの情報もあります」

 テレ朝では、現在シーズン16の「相棒」もすでに放送された3話平均で15%超の視聴率を記録し、人気コンテンツとなっている。だが「ドクターX」人気はそれ以上。この調子だと「相棒」を超す長寿シリーズになりそうな勢いだ。

 さすが米倉、米トランプ大統領を歓迎する晩さん会(6日)に招かれただけのことはある。

(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区)

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