パティ・スミス来日「ヒロシマ」への思い語る

2013年01月22日 10時50分

 米女性ミュージシャンのパティ・スミス(66)が21日、都内で自伝「ジャスト・キッズ」と詩集「無垢の予兆」の発売を記念した来日記者会見を開いた。

 

 ニューヨーク・パンクの先駆者としてロック殿堂入りを果たしている“パンクロックの母”が、10年ぶりの来日を果たした。今回はパティが訪問を望んでいた広島や、被災地の仙台など、初訪問地を含む全国8公演(22~31日)を行う。ツアーを前にしてパティは「ツアーを通して募金を募り、仙台の学校に寄付して復興の一部に充ててもらう。我々なりにできることをしたい」と話した。

 

 また、広島訪問については「私の父は軍人だったが、米国が広島と長崎に原爆を落としたのは非人間性を象徴するようなことだとずっと引きずっていた。私は父からよくその話を聞かされて、祖国がそんなことをしたのが信じられなかった。父にいつか広島に行って謝りたいとずっと話していた。父は亡くなったが、父の分まで祈りを捧げたい」と語った。