福岡ソフトバンクホークスが2年ぶりの日本一を飾り、福岡・博多を拠点にする人気アイドルグループ「HKT48」も大盛り上がりだ。2011年に福岡にグループが誕生してから、実にホークスは7年間で4回の日本一を達成。メンバーは常勝軍団を支える「勝利の女神」になろうと、“鷹愛”を過熱させている。

 4日にホークスが劇的サヨナラ勝ちで日本一を決め、HKTメンバーもSNS等で続々と喜びのコメントを送った。

 ホークスの開幕特番に出演し、何度も観戦に訪れた渕上舞(21)は「日本一奪還おめでとうございます! 大接戦のなか迎えた延長戦でのサヨナラ勝ち! 地元福岡での胴上げに胸が熱くなりました」と祝福コメントを寄せ、「優勝パレードが行われる今月26日は私たちHKT48が6周年を迎える日でもあるので、ホークスとともに地元福岡を盛り上げていきたいです!」と偶然の一致を喜んだ。

 HKTは、デビューシングルからの全10作でオリコン週間1位を獲得。デビュー作からのシングル連続首位作品数で女性アーティスト歴代1位記録を更新し続け、12月27日にはデビューから6年にして初アルバムをリリースする。

 そんな“アイドル界の常勝軍団”で、ホークスの「勝利の女神」の誕生が期待されている。

「HKTには、元ソフトバンク投手の若田部健一氏を父に持つ若田部遥がいたのですが、2月にグループを卒業してしまった。遥はテレビ中継でリポーターを務めた試合で9戦連続無敗という驚異的な勝率を記録し、『勝利の女神』と呼ばれていた。HKTで新たな“勝利の女神”誕生を願う声が多いのです」(地元のテレビ局関係者)

 現メンバーの中にも鷹ファンは多く、渕上のほか朝長美桜(19)、本村碧唯(20)、熊沢世莉奈(20)、坂口理子(23)、森保まどか(20)、植木南央(20)らがいる。

「植木らユニホーム姿で球場に観戦に訪れるメンバーも多いのですが、今のところ若田部遥のような高勝率を挙げていないとか。ぜひ新たな女神が誕生して、一緒に地元を盛り上げていければいいのですが」(前同)

 来シーズンは、今年以上にメンバーの観戦率が上がりそうだ。