吉本新喜劇座長の小籔千豊(44)が5日、最終日を迎えた自ら主催する音楽と笑いのフェス「コヤブソニック2017」を振り返った。

 3日間で約3万2200人を動員。吉本新喜劇の宇都宮まき(35)、松浦真也(41)、金原早苗(30)とロックバンド「チャットモンチー」の福岡晃子(34)からなる「吉本新喜劇ィズ」でトリを飾った小籔は「10年前に『コヤブソニック』をやろうとなった時は、サマソニに出られなかったから、自分らでやろうという軽い気持ちだった。たくさんの人に協力してもらって、10年たったらこんなに大きくなりました。優しい人に囲まれて、縁や出会いが大切やなと改めて感じました」と感無量の様子だった。

「吉本新喜劇ィズ」については「まだまだ“ゴマメ”の状態。徐々に上手になって、成長をともに見守っていただいて、10年後に『ホンマにうまいよな』って言ってもらえるように頑張っていきたい」と意気込んだ。

 エンディングでは、出演者らが登場し、昨年死去した島木譲二さん(享年72)について歌った「アイ ラブ ジョージ!」を熱唱して締めくくった。