落語家・笑福亭鶴瓶(65)が5日、大阪市で行われた吉本新喜劇座長・小籔千豊(44)主催の音楽フェス「コヤブソニック2017」に、サプライズゲストとして登場した。

 小籔から「今年はけーへんと思ってましたが、急に来てくれました。スペシャルゲスト、この方です」と呼び込まれて登場すると「今日は九州行ってたんよ。その後、名古屋に行って『ヤンタン』撮ってから来た」と明かした。

 東西駆け回っての来場に、小籔が「おじいさんでヨボヨボ。九州に行くだけでも大変なのに」と話すと、鶴瓶は「誰がおじいさんや。ヨボヨボやあらへん。(桂)歌丸師匠みたいに言うな」と言い放った。

 もっとも、参加することを楽しみにしていたようで「ここはね、みんなで作るパワースポットやねん。ここへ来たらこっちもワクワクする」と持ち上げたが、小籔は「前から鶴瓶さんにもスピリチュアルなパワーがあると思ってたんです。生放送でなにを出して、干されて、あのまま消えていくはずなのに」といじった。

 思わぬ攻撃に鶴瓶は「もう忘れてくれよ! 若い子は知らんのに」と慌てたが「ユーチューブで検索してみてください」と、そしらぬ顔でたたみかけられ、タジタジだった。

 最後は小籔もこれまでの「コヤブソニック」でも、時間をやりくりして駆けつけてくれたことを明かし「何でか分からんけど、僕や新喜劇のことをすごいかわいがってくれる」と感謝した。

 鶴瓶といえば、元SMAPの稲垣吾郎(43)、草なぎ剛(43)、香取慎吾(40)が生出演したAbemaTV「72時間ホンネテレビ」で、200人前のうな重を差し入れ話題となった。

 この日は、急な来場だったせいか差し入れはなかったようだが、小籔は「今日は来てくれるのが差し入れ。普段の東京公演では、お店にあるようなでかいクーラーボックスにアイスキャンデー100本以上入ったものを贈ってくださる。出演者より多いから、おなか冷えますけどね。差し入れお化けですよ」と、鶴瓶のきっぷの良さに感謝しきりだった。