トリノ五輪スノーボード・ハーフパイプ日本代表で、ポップカルチャータレントの成田童夢(32)が、オリジナルのスノボブランド「PERSONA SNOWBOARD」を立ち上げたことがわかった。

 成田は2日から東京・吉祥寺のリベストギャラリー創で行われる「手塚治虫文化祭~キチムシ’17」(18日まで)に参加する。この催しは手塚さんを尊敬する漫画家らが、手塚作品をモチーフにしたグッズなどを製作し、展示・販売するもので、成田は初参加となる。

「一本木蛮先生が僕のボードに、火の鳥などの素晴らしいイラストを描いてくださいました。こんな立派な“痛板”は見たことがありません。『手塚プロ』×『一本木先生』×『成田童夢』という異色のコラボが実現して感激しています」と成田は語る。

 目立ちたがり屋のオタク系プレーヤーが、アニメのイラストシールをあしらったボードを〝痛板〟と呼ぶ。アキバを走る痛車と同様、ゲレンデではもはやおなじみの存在だ。

 アニソンDJとしても活躍するなどポップカルチャーに造詣が深い成田は、かねてオリジナル痛板の販売構想を持っていて、今回のコラボをきっかけにブランドを立ち上げたという。

 成田は「ぜひ手塚作品のキャラとともに、雪山を派手に駆け、飛んでください。今後は手塚作品以外にもアニメ、マンガ、ゲームとのコラボ商品を手がけ、ネットで受注販売していきます」とアピールした。